最後までやりきることも意外と難しい | 自己責任でなんとかしてね。大学受験。

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長男、2011年2月に中学入試終了。
次男、2013年2月に中学入試終了。
中学受験は子どもの成長するための場所探し。
子どもが笑顔で過ごせる学校が一番♪

センター試験まであと2ヶ月??
うちの受験生、全然そんな状態じゃないんですが?

この感じ。
中学受験の頃と似てるなー。と思う。
まぁ、子どもの本質っていうのは意外と変わらないものなのかもしれない。
ただ私が指示をしなくても(何をやったらいいのかさっぱりわからないし)、彼の頭の中ではやることが決まっているようなので放置の姿勢は変わらない。
とんでもない失敗をしてきたときにボヤいてくる彼をみて、怒ってほしいのか、慰めて欲しいのか、笑い飛ばして欲しいのかを咄嗟に判断して話し相手になるくらい。
表情から、あら、今のは笑っちゃいけなかった?(滝汗)と思うこともあるけれど。

あとは手続き確認しなきゃなーとかわたしもなんとなく後回しにしていることにそろそろ取り掛からなくてはならないな。


さてさて。
大学受験もだけれど中学受験も追い込み、、ですかね?
長男のときは、11月に入ってやっと過去問解いていいですよー、のお許しが出た頃。
そして成績もどん底だった頃(笑)。
みんな頑張った夏の成果が出る頃だそうで人並みに塾に通うのが関の山だった長男は相対的に下がっていったわけです。
メンタルの強い子は大丈夫なのだけど、不安になりやすい子は、ここで躓いてしまうこともあると思う。
長男ですら、泣いた。
下の状態から下の下。笑。
この時は塾の先生、本当にありがたーい存在でした。
そして、なんとこの前長男と話していた時に塾の先生に掛けてもらった言葉覚えていたことが発覚(◎_◎;)。
6年経っても覚えたましたよ。中久木先生!
(届かんだろうな。こんなところで名前だしても)

優等生だった子こそ、いつもの位置にいられなくなったりすると、逃げ出したくなるかもしれないね。
四年生あたりから始めると中学受験は三年間。
なんの躓きもなく走り抜けることって難しい。
やめる勇気、やめさせる勇気、やらせる勇気、
どの道選んでも苦しい。
そして正解だったかどうか大人になるまでわからない。
エネルギーを削って削って、とにかく最後まで受けさせて、学校に入れてしまえば、、って思ってしまうかもしれないけど、この道も間違っていた時は親も子もみんなが辛い。
かといって途中でやめてなんの成果も出さずにいたら、どうしてこんなに苦しんだかもわからない、そう思うかもしれない。

勉強に向かえないとか塾に行けないとか、動けなくなった時、正解がわからないならば、子ども自身のエネルギーをこれ以上削らない選択はないだろうか。
いや親が子どもエネルギーを削らない選択と言えばいいのか。
これから先の中学高校生活、思春期を乗り越えるのには親は忘れてしまっているけれどとんでもないエネルギーが必要なんじゃないかと思うわけで。
そこの核となるであろう小学生の時の心をすり減らしてはならんのではないかと思う。。
本来は外で疲れた気持ちを家で癒してあげなきゃいけないはずなんだけど、家庭学習が大事とか問題は家で何度も繰り返すという王道の受験指導通りにやっていると癒せる場所、なくなってしまうなと。次男の時は、これをやってしまったんじゃないかと思う。
次男はどっと学習項目が増える五年生の時だったけど。結果、冬にブレーキが来た。(今思えばあの時ブレーキを起こしてくれてありがとう!だけど当時は辛かった。)

大学受験を控えた長男がね、言うの。
「小学校の頃、遊んでおいてよかったな」って。
今、勉強しなきゃいけない状況にいて、中高生活も楽しかったのだけど、なんの心配もなく、純粋に楽しかったと思い出されるのは小学生の時のことのようです。
だからかな。小学生のエネルギーを削りすぎてはいけないなと思った。
あの頃、よかったなって思える子ども時代を心に残してやらんといかんな、と。

ここで終わりじゃないから。
中学校で元気に学校生活を送れるだけのエネルギーまでは前借りしてはいけないなと、、。

一介の主婦の考えなんで、さらっと流してね。

正直、何をどこまでやらせるのが頑張るってことなのかわからない。
息子が高3になってもわかりませんでした。
受験して、でも不合格で公立に行って、都立の難関高校に入って元気に高校生活を送っている子もいるし。
顔に痣を設けながらも塾に通い御三家とやらに行った女の子もいました。引っ越しちゃったからその後のことは知りませんが。
わたし自身、大昔ではありますが、小学校六年生の時のクラスが楽しくてみんなと同じ学校に行きたいと夏期講習までは塾に行ったけど、受験はしなかった。
受験しておけば良かったとはカケラも思ったことないわ(^^;)。中学受験をする方が珍しい時代だった。
でもこれは自分で決めさせてもらったから後悔がなかったんだと思う。 
もし親があなた成績悪いから受験はやめて公立行きなさいって言われたらずっと心に重しが残ったと思う。

自発的にやれるようになるのは4、5年生は難しい。特に男子!
だから、親の力が働くのはいいとは思う。
でも、六年生になると子ども自身が成長して1人の人間として自分の考えを持ち、心も育ってくる。
その時に、このままでいいのか、とか、本当はこんなことをやりたくないとか、疑問に思うこともあるだろうなと。
その気持ちを形にできずに、なんかやる気が起きないとか、塾に行く気がしないとか、イライラするとか、自分でもわからないぐちゃぐちゃな気持ちやドロドロの何かを抱えてしまうこともあるんじゃないかと思う。

でも親の気持ちを跳ね除けることは出来ないから、最後まで走ってくれる子もいるかもしれません。
個が芽生えても同じ方向を向いている子もたくさんいるかもしれません。
そういう子の方がひょっとしたら多いかもしれないけど、そうじゃなかった場合は、難関校だとか親の気持ちだとか他所において、大事なのはこれから先の人生を歩いていけるエネルギーをこころに残しておいてあげることなんじゃないかな、と思う。

取り留めのない文章でごめんなさい。

お子さんとおしゃべりしていますか?
一緒に笑っている時間ありますか?



頑張ろう〜。
受験生とその家族!