血統とミックス | 春夏秋冬(ひととき)

春夏秋冬(ひととき)

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私の行く動物病院。 金銭感覚を麻痺させてくれます
今日は14,000円です
そう言われて 今日は安くて済んだ…と
中には大都会からタクシーで乗り付け、診察中タクシーを待たせている方もいます
そんな病院に、ウーロン茶2リットル6本入りの段ボール箱に猫を詰め込みバックに入れて、待合室に居ますと 皆様は興味シンシン
時おりバックから顔を出す愛猫を見て
まぁ~可愛い ミックスちゃんね…と
なにがミックス
この子は○○駅南口のバス停に段ボールで棄てられていた子
通行人が拾い、「落ちていたからあげる」と言われ貰った子
なにが気取ってミックスだぁ
この子は雑種
私は、雑種を誇りに思っています
無理矢理、人間の都合で作り上げられ無理な体型で寿命が短い、可愛そうな血統種とは訳が違う…
私は、3階建ての病院の階段に座り順番を待ちます
待合室のベンチには飼い主と血統書をもつ愛犬様や愛猫様が陣取っているからです
やはり、血統の良い子をもつ飼い主が威張っています

聞けば血統にCH(チャンピオン)が数匹いると…
私は、血統を 得意になって自慢する人を不思議に思います… そんなに自慢したいなら一万円札で洋服でも作って着せてこい!と思ってしまいます
ことブルドッグを自慢する人には、特に念が強いです
無理な体型に作られ寿命が短い子だからです
7年も生きれば上等…5年くらい…と

大昔…私の記憶にはありませんが家にもブルドッグがいたそうで、血統書が残っています
製作元は農林省
犬の顔写真も印刷されていました
CHが付いていないのが2匹 あとはCH アメリカから船便で運ばれて来ました
どうやら凄い犬が日本に入ったらしい
噂を聞きつけ、獣医大学が、「このブルドッグ犬は日本の宝です…是非交配させて下さい」と頼まれたそうですが父は交配をお断りました

父は、血統ではなく、その間抜けぶりが気に入ったから家族に迎えたのです
短命だったそうです
ポチやシロ、ロンは10年以上生きました…みんな元は野良犬でした
血統書を持っていた、ヒールを始め、ハヤブサやメーチは10年生きませんでした 当時は国産ドックフードは市販されておらず、田舎でしたから輸入されていたであらろうドックフードは入手困難だったからかも知れません
今は病気の子にも対応したフードも手には入る良い時代だとお店にズラリと並ぶフードをみて思います