司馬遼太郎さま『国盗り物語』を思いつつ

 

長良川を見下ろしながら、金華山頂、岐阜城へと昇る

再建された城ながら、天守の金色が照り映える

 

詩のような ご城下 風景

 

天守を制した人と

眼下の緩やかな蛇行する長良川へ 消えていった命

 

人は、鮎のようだ

流れ続ける川で、

その短い限られた寿命1年ですら

全うできず、時勢という網にかかる鮎。

運命は、産卵の場へと向かう流れに罠をしかける

鷺たちが狙う

 

金華山

岐阜ご城下には甍が並ぶ

日常を生きる人は、すでに500年余り後の人々である。

 

伝統・・この地で

この地に生きるべく、守られ、

乃ち

継続されてきた伝統を巡る。

 

母の新盆に用意した

岐阜提灯の

工房、

お店

夏を彩るそれは、古びることなく、今も美しく健在だ。

 

しきたりや、縁起を考えず

見送った、我が家の動物たちに、

小さな岐阜提灯を

買い求めた。(いつか、連合い用になったりして?????)

あっはっは

 

あかりや 次七 オゼキ商店

 

お買い物の後は

腹が減っては、戦は出来へんわ

おおおおおおおお

あっこがれの

関東、お江戸で言えば、東京タワー下の、鵜飼亭ですな

長良川を子分に、鮎堪能

 

萬松館 のランチぞよ

 

 パンフより

で、ようやく

たどり着きました!

 

十六楼はてなマーク( ^ω^)・・・

十八楼、おはこだそうですm(__)mお願いOK飛び出すハート

 

 

このお宿にしたのは、

芭蕉さん所縁だからです。( ^ω^)・・・( ^ω^)悪友曰く

 

 

 

今回は、あっはっは、写メ忘れましたのよ・・・・

というより

友に任せました!

急なお誘い、

淋しがるワンコ+文鳥+夫❓(寂しがってはいないとは思う)

を見捨て

鮎美味しいわよの食で、釣られましたのさ。

へっ

今日の今日?ってなもんです!

 

軽み(かるみ)

かる~~い、軽薄な私とは別世界の境地に、何故か

今回の一泊二日の

旅とは言えぬ、

事前予約無し

突然、急遽、情緒皆無の弾丸考慮0⃣特急旅で

「かろみ」「かるき」「軽/けい」とは程遠い。

だがしかし

新幹線でも、「岐阜の地」でも、そのことがついてきた。

ましてや、

宿泊先が芭蕉ゆかりです。

 

蕉風徘徊の美的理論

日常の身近な題材から

物事の本質に深く迫りながら、

表現上はさらりとし

こだわらない心の在り様

 

難しいことはわかりませんが、

さびとは違う、悟りのような境地。

 

悠然として南山ならぬ、金華山で

陶淵明の悟りを、

「菊」・・・聞く「酒」・・骨酒!では、おちゃらけですが。

しっかりと、メッセを受け止めました。

それは

完全に忘れ果てていたこと。

私は、おバカですが

中3の受験勉強の時、受験科目とは程遠い発見に、天にも昇る高揚感。

教わらず、先達の考えでもなく

自身で、はっきりと既に「知ることを得た」のです。

「見ることを得たり」を感じたのです。

 

「少納言よ 香炉峰の雪 いかならむ」

 

千年の時の向こうで、お二人は「軽み」を楽しまれている。

花よ蝶よと人は利益ある方へと集いかしずく。栄華から遠く離れた我らは

ひっそりと静かに明るく古典の下往く水の如く、今を機知と矜持で慈しむ

佳き時も悪しき時も我らの心の位置は変わらない。

香炉峰は遠く、眼には見えないけれど、雪が積もっていることは確かだ。

わかる人、通じる人には見えるであろう。私は大丈夫、今を楽しみましょうぞ。

 

それは、芭蕉の句

秋深き隣は何をする人ぞ

 秋深く、身に迫る旅愁を懐いて片隅に宿っていると、

隣人は物音一つたてずひっそりと暮らしている。

 一体何を生業にくらしを立てているのか。

に、真っすぐに通じます。

当意即妙

蕉風徘徊 

日常の身近な題材から

物事の本質に深く迫りながら、

表現上はさらりとし

こだわらない心の在り様

 

少納言が言います

私の宮様は凄いでしょ 軽々と、かろく、今を生きられる御方なのですよ。

物語のヒロインよりも、素晴らしいでしょう!

 

チームを作り、少納言さん

貴女が書いて、言葉を残してくれたからですよ!