あの土砂降りが嘘のよう
 
快晴です
 
ラウンジで過ごした午前の、お風呂三昧
午後は、徒歩7分圏内の、北向観音さんへ
道行はもっちろん 少納言様
わてら
別所温泉は3度目だそう。。。。どうりで、脳裏に残像朧にありあり
 
以前、泊まった玉屋さんは、改装中でした。
お風呂が良いのですよ、会席料理も美味でしたね。
 
みんな、パンデミックを乗り切ったのですね。
 

 
花屋さんは、ふんばって、無人と化した温泉街で、
明日を信じて、今こそ保守点検と、新館の内装をすべて更新したそうです。
ただ、有形文化財指定の為、外装はそのまま
これぞ、究極の贅沢だんべ。
江戸時代の遊郭の意匠に、新しさを目立たせず、
泊まれる何ぞ、お大尽でさぁ
 
トコトコトコ
 
おおおおおお、北向観音
 
実は、ジジたっての
〈顔の違う観音様が並び立つ常楽寺観音揃い踏み 2/23~7/15〉
開催中
 
願わくば、山桜の開花と共に見たかったんよ
 
 
 
 

 
 
小さな小さな(ちょぼい)館内です。
でも
そこには別所温泉の地が愛してやまない、郷土の誇りが存在します。
 
入館してすぐに、異国から渡米なされた木彫り彩色の観音像が
首を傾げて、迎えてくれました。もう、押しは決定!
一目ぼれです。
お写真チョメですので、パンフから借用m(__)m
 
後は、中央のガラスケースの中の〈徳川家康日課念仏〉と
出土された、古代の伽藍を飾った瓦の数々
前方ケース内に奈良時代と鑑定される、甍の五葉を形どった瓦の数々
儚く、華麗です。私は今、大津皇子や彰子中宮や頼朝と同じ時空にいるのです。
彼らが生きた時代から千年以上の時の堆積から、掘り起こされ、洗われ、記録され
目にしえるこの奇跡。名もなき人々の日々から、発掘された思い。
受け止めかねつる、
体が揺らぎました。
71歳のおりの家康さんの
南無阿弥陀仏

 

75歳で没する4年前

而も上田は、家康にとって因縁の地。二度にわたり死をまじかに見た地。

天下人でも、死出は、身一つ。

 

ますます、動けなくなりました。

 
 
境内入口脇に巨大な あすなろの樹がそびえて居ました。
小学校の国語で、〈明日はヒノキになるんだ〉と、出来ないことに真正面から立ち向かっていく姿勢を学んだ覚えがあります。
 
 
第37段  花の木ならぬは
あすは檜(ひのき)。・・・あすなろ
この世に近くも見え聞こえず、御嶽(みたけ)に詣でて帰りた
人などの、持て来(く)める。枝ざしなどは、いと手触れにくげに、あらくましけれ
ど、何の心ありて、「あすは檜」とつけけむ。あぢきなきかね言なりや。誰に頼めたるにかと思ふに、聞かまほしくをかし。

木の花は、
こきもうすきも紅梅は、花びらおほきに、葉の色こきが、枝ほそくて咲きたる。
山桜ですよね。絶対にソメイヨシノではござんせん。
藤の花は、しなひながく、色こく咲きたる、いとめでたし。
 

 

 
 
 あはははは
今晩、泊まるお宿を通過・・・芸なしですワン
 

 
この後
ジジ様のご希望で
アトリエ・ド・フロマージュ 東御本店へ
東京でも買えるのにね(笑)
 
 
カフェテリアは、満員御礼でした。
 
しこたま爆買い・・・ほとんど、わんこらに分捕られるとは思いますが
 
 
私は、静かに、軽井沢ビールブラック+ゴーダ―チーズ丸かじり堪能。