絶好ポジション

良馬場ですから基本的には前付けできることが理想。マイル戦は序盤のポジション争いでゴチャっとするので、そこで揉まれ過ぎない立ち回りができそうな馬も魅力的に見えてきますね。より良いポジションを取ろうと平均やや速めのペースで推移します。

G1特有のハードな展開を我慢し切った先に栄冠が待っています。直線入口での「先行集団」が絶好ポジションとなります。

絶好ポジション

絶好ポジション狙い馬

⑯ジャンタルマンタル

スピードもパワーも切れ味も備えており、安定した先行力があることでそれらを無駄なくレースで発揮できています。ゴチャつくことなく自分のリズムで好きなポジションを取れる外枠を引けたのも好材料です。同じ川田騎手でこのレースを勝利した2022年のダノンスコーピオンと似たイメージを思い描いています。

皐月賞であれだけ積極的に動いたのは、川田騎手が距離不安を感じさせた上でダービーではなくコッチで乗りたかったからでは?と元騎手の目線でピンと来ました。あの4コーナーで前を掴まえに行った時の切れ味は、動き出しを我慢することで東京でも使えます。馬体には張り、柔らかみがあって皐月賞の疲れは感じさせません。

その他の有力馬

②ノーブルロジャー

どこからでも運べる自在性があるのはいいですね。馬体に張りがあってここでも引けを取らないパワーを持っています。良馬場での内目・番手付けは理想的なポジションです。

③ディスペランツァ

道中はジッと脚を溜めて直線勝負に懸けたいところ。内々で運んで、チャンスが回って来た鮫島駿騎手が、どこかで前が開いた所を割ってこれるか。

⑤ボンドガール

G1馬2頭と比べると小柄で、こちらも内々でジッと脚を溜めて直線での切れ味発揮に懸けたいところ。前走は久々で道悪馬場と苦しい条件ながら2着ですから上積みにも期待。

⑭アスコリピチェーノ

⑯ジャンタルマンタルをマークしながら運ぶでしょうね。オークスではなくコチラを選んで春の大一番という位置付け。キッチリ仕上がっています。切れ味は抜群ですから、前で粘り込むジャンタルマンタルにどこまで詰め寄ることができるか。