人間の死の瞬間の体重減少を計測して、「霊魂の重さ」を研究した大学の科学者たちがおります。
大学への研究支援は、スエーデン政府の公的資金でした。
100年程前に「霊魂の重さ」を精密に計測した米国ダンカン・マクドゥーガル博士に依ると21グラムとの前例がありました。
現在は、スエーデン国ルンデ博士チームが高度な計測装置で追試した結果21.2621グラムと判明しています。
体重や性別に関係なく、すべての被験者が21.2621グラムで同じとのことです。
「霊魂の重さ」を質量と云う物理量で即断するべきでないと思います。「純粋の霊魂」には重さは存在しないとの論がありますから。
すると、重さにあたるものは、この世に残留している間だけの霊魂なのかもしれませんね。
完全な意識体の集合場所に溶け込むと、重さは消えるのかもしれません。
さらに、ルンデ博士チームは臭度測定装置を用いて空気中の臭いを記録しました。「霊魂の臭い測定値」は採れましたが、どの様な臭いか?との感覚としての内容は不明です。
また、感覚測定装置を用いても何かが触れたことが記録されました。
このことから、霊魂は人間の五感で感知できるとのことです。
ルンデ博士の研究によると、臨終に際して「説明のつかないにほい」を体験した例が数万件有るとのことです。
不思議な現象の「にほい」の感知は、「霊魂のにほい」からくるのかもしれません。
それは極楽浄土の匂いか・・・阿修羅.地獄の臭いか・・・
「説明のつかないにほい」が大半の人の感想ですが、私も、他の人に説明することが有れば 同じです。
すこし私なりに「霊魂のにほい」についての理解が進みました。
少なくとも、少数の方たちは「霊魂のにほい」を嗅いで、その霊魂があの世のどちらかに向かうかが分かるのかもしれませんね。
マニアツクな科学研究を、欧米では行なわれているのですね。
短稿でした。
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