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「エンペラー」昭和天皇描いた米映画好評 敗戦・日本へも人間的光
2013.3.12 23:40 産経

 【ワシントン=古森義久】終戦直後の昭和天皇の姿を描いたハリウッド映画「エンペラー」(邦題「終戦のエンペラー」)が全米各地で封切られた。米国マスコミはその主題の重さから映画の特徴をいっせいに報じたが、その内容は戦争の敗者の日本側にも人間的な光をあて、一部の映画評では、日本側に対して甘すぎるという批判が出るほどとなった。

 8日からの週末に公開された「エンペラー」は、日本占領の連合国軍総司令部(GHQ)最高司令官、マッカーサー元帥とその副官のボナー・フェラーズ准将を主人公とし、終戦時の要人の近衛文麿、東條英機、木戸幸一各氏らも登場する。中心に立つのはトミー・リー・ジョーンズさんが演じるマッカーサー元帥だが、知日派とされるフェラーズ准将役のマシュー・フォックスさんも熱演する。日本側でも昭和天皇を歌舞伎俳優の片岡孝太郎さんが演じている。

 舞台は敗戦直後の東京で、同元帥が准将に「天皇が開戦にどれほど責任があったかを10日間で調査し、裁判にかけるか否かを決める」ことを命令する。史実にフィクションが多々、混じるその物語は、同准将がかつて恋人だった日本女性の行方を必死で捜す努力とからみあう。

 映画では戦争行為自体について、日本の攻撃だけでなく欧米諸国のアジア植民地支配や米国の日本への無差別爆撃への批判的な言葉も述べられる。日本側の人物も天皇はじめ大部分が人間らしく描かれる。

 映画は全米各地の新聞やテレビ、雑誌でも広く取り上げられ、ほとんどが「歴史の深遠な瞬間が本格的に描かれている」(デトロイト・ニューズ紙)などと好評だった。しかし一部には「日本軍の残虐行為への言及がないまま米軍の日本破壊だけが拡大されたのは不公平」(ニュージャージー州のスター・レジャー紙)という批判も表明された。






終戦のエンペラー 予告編
http://youtu.be/POnf4lt-pUE



忘れてはいけない終戦秘話「一杯のコーヒー」昭和天皇とマッカーサー
http://youtu.be/hist1q5njD4


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【ブログ主】


1945年8月15日、海軍の厚木飛行場(神奈川県)は、終戦に反対する第三〇二海軍航空隊司令の小園安名大佐と将兵の『抗命事件』があり、六日後に鎮圧された。(抗命は軍隊では重罪)

1945年8月30日、事後処理(軍法会議)で騒然としていた頃、厚木飛行場に連合国軍最高司令官ダグラス・マッカーサーが降り立ったのです。

占領下の日本の歴史が始まった日ですが、まだ外地では、戦闘中、引き揚げ者の混乱が続いていた。



天皇陛下の終戦の詔勅、

ラジオで流された『玉音放送』は、人心が落ち着ついてくると、それに依って命拾いしたとの思いが浸透したのです。感謝したのです。



封切りの初日に、この『終戦のエンペラー』を観ました。

高齢な方が目立ちます。

静かにその時代を思い起こしているのでしょう。

あの顔、あの声・・・