伝統風水師の秀山です。
このところ、店舗の場所探しの依頼が続いています。
都会で、店舗を探す時気にして欲しいのは、入居予定のビルがどんな場所に立っているか？です。
基本的な、四神相応を抑えておけば、巒頭（らんとう＝地形の風水）では問題が少ないです。
この図で、道路に面している建物の真ん中が良い条件です。
まず、後ろの建物があるかないか？
建物の後ろを玄武（げんぶ）と考えます。
玄武には、しっかりとした建物がある事が好ましいです。
人間でいえば、背中側になるのでしっかりと守っておく構造がいるわけです。
風水とは、風と水のコントロールといっても過言ではないので、背後から風が吹き付けるのをふせぐわけです。
人でも、背中が開いている服を着ていて、風がヒューヒュー吹き付けたらすぐに具合が悪くなるとおもいます。
それとまったく一緒で、玄武に建物がないと健康や和合、子孫繁栄に問題が出てきます。
つまり店舗や事務所なら、従業員の健康問題が出たり、社員の中が悪くなったりなどなど。
もちろん、玄武がない建物でも良い風水の場合も考えられます。
良い水が玄武にくる、水纏玄武（すいてんげんぶ）という、特殊なパターンも存在します。
でも、都会でしたら一般的な玄武の考え方が当てはまる事がほとんどだと思いますので。
そして、玄武は自分の建物より多少高くてもいいですが、本物の山でない限りその建物の三倍を超えてはいけません。
つまり、あなたが入居予定の建物が3階建てとするなら、10階建て以上になると良くないという事です。
あとは、形も重要ですよー。
次回は形についてお話ししますね（＾＾