Tekutoro's Blog -325ページ目

本日は

来る86釣行への準備のため、通勤電車の連載が滞っております m(_ _)m

通勤電車(その参)


では7人掛けシートの両サイドは、何故人気があるのか? 

端の席は他のどの席位置よりも圧倒的に快適で、非の打ち所が無いのかと言えば、必ずしもそうとは言えない。


何故なら、ドアに最も近いこの席は、夏は冷房の冷気が逃げやすく、冬は暖気が逃げやすく、暑がり、寒がりには向かない。 また混雑時、自分で自分の位置をコントロールする事すら難しいすし詰めの車内に立って乗車している人々からのプレッシャーを最も直接的に受けやすい場所でもある。


トラブル等でまさに異常な混雑になった時には、そのプレッシャーは尋常では無く、事実周りからのプレッシャーに耐え切れなくなった女性が、その席に座っている私の太ももの上に座り込んでしまう場合すらある。

そんな時は、他人の膝に座わり込んでしまっているという羞恥心の頂点に居ながら、立ち上がろうにも立ち上がれない状態の女性への最大限の配慮として、恰も死んでいるが如く深い眠りに入っているポーズを取り続ける事を忘れないのであるが・・・


しかし、そのようなプレッシャーのリスクに晒されているとはいえ、端の席であるが故に片側には常に人が座って居ない事、人が居ない部分には寄りかかることができるという事は、前記のマイナス要因を差し引いてもまだ大きなメリットがあると言う事なのだ。 


7人掛け席の端から2番目、3番目、ここは最も環境が悪く、席の力は他のどの位置よりも低い。

この席の後ろは窓ガラスであり、両サイドに人が居るだけではなく、後ろに寄りかかる条件も最悪なのである。 

シートの上端垂直に伸びる線から窓までは非常に不快な段差があり、シートの奥までしっかり腰を引いた状態で座る体制では、後ろに寄りかかる為には首を不自然な角度で曲げる必要がある。 これだけであれば未だしも、もし、座っている側が、反対方向に走る電車とのすれ違い面であった場合は、電車とすれ違う度に、強烈な風圧のパンチを後頭部に受ける事になる。 

両側に人が座っていて落ち着かず、後ろからは風圧パンチ。

睡眠中に隣へ寄りかかってくる人、口を空いて寝てしまう人、その殆どの場合この席に座って寝ている人である。


4番目、真ん中はどうか? 

この場所は、両サイドに人が居るという面では2、3番目席と変わりはないが、真ん中席の背後には、丁度窓枠の支柱があり、寄りかかっても首の角度を維持する事が出来るのだ。 硬い支柱のお陰で、通行対面サイドに座ってしまった場合でも、風圧パンチを避ける事もできる。

従って2、3番目席に比べると真ん中席は格段に条件が良く、両サイド席の考察で書いた出入口が近い事による空調環境の不利益、混雑時の人的プレッシャーも前方からのみと、睡眠中に足が開いてしまう事を上手に調整さえ出来れば、かなり快適な席位置であることは間違いはない。 


始発駅では開け放たれる時間が長いドア、特に冬、極寒の早朝電車では両端よりも7人掛け席のど真ん中から埋まるパターンも珍しくは無い。




続く・・・

通勤電車(その弐)

いつも降りる駅を知っている人の顔を捜す。これは制服マーカーとほぼ同じ条件であるが、いつも安定した時間に通勤している人達にとっては周知の事柄であり、その事実を知らない人のみを競争から除外できるだけである為、当然競争も高く制服パターンと同じく乗車時の状況が良くない限り、それに的を絞るのはあまり良い作戦であるとは言えない。

また、社会人の場合は、出張等の理由で、いつもの電車に乗っているがいつもの降車駅で降りない可能性もゼロではない。 このパターンに嵌った場合は、こちらが受けるダメージは計り知れないものになるのである。


 

では、そのような明確なマーカーが無い中で、何を基準に空席の出来そうな場所を選ぶのか?

陥りやすいミスは座っている人の状態から判断をしてしまう事。

人間観察力にすべてを頼ってしまう事である。


新聞や本を読んでいる、つまりその時点で起きている人は比較的早く下車し、ぐっすり眠っている人は、下車タイミングが遅いと考えてしまいがちであるが、 勿論、席の条件が全て同じ環境であり、乗車駅がA駅よりもずっと東京よりの駅で、東京へそう遠くない駅であれば、それも1つの重要なパターンになり得るが、A駅ではそれよりも席の位置が持つ条件から判断した方がより外す可能性が低いと思われるのである。


最も良い条件である席とは、当然各シートの端の席であり、そしてシートの中でも7人掛けのシートの両サイドがベストであると言う事は、始発駅で並んでいる人の先頭集団は先ずココを目指す事で証明された周知の事実であり、疑いは無い。 


次は3人掛席の両サイド、7人掛け席のど真ん中である双方の端から4番目となっていくがが、3人掛けの両サイドは、7人掛けの真ん中よりは席の位置が持つ力は強いものの、車両によっては優先席がある位置でもあり、たとえその車両では優先席でない場合でも何か居心地が悪いと感じるので、3人掛け両サイドよりも7人掛け真ん中のほうが環境が良いと判断する事にする。


この席の力の分析から、人気の高いこれらの席に座っている人々は、A駅までに降りる人が殆どいないと考えられる朝の通勤時間帯では、もっとも早くこの電車に乗った可能性が高く、A駅から乗る人ですらも私のように終点まで乗リ続けて通勤する者がそう沢山はいる訳では無いという状況の下、更に遠くから乗って来ている人々の途中下車の可能性は当然のことながら高いと考えられるのである。 


最高の環境下でぐっすり眠っているように見えるオジサンに騙されてはいけない。


続く・・・

通勤電車(その壱)

私は通勤に片道約2時間をかける長距離通勤者の一人である。


私が利用している電車(以降A駅)は東京駅を起点としたとあるJR線の始発にもなる駅であるが、それより更に遠くからの直通電車もある訳で、朝の通勤時間帯の速い電車(急行類)は、このA駅よりも更に先から来る直通電車が多い。

普通の出勤では、始発駅のメリットを行使し、乗車時間が多少延びても確実に良い場所に座れる電車を選択するが、朝一の会議などで遅刻リスクを最大限にヘッジする際には、多少でも時間を短縮できる電車に乗らざるを得ない状況も多々ある訳で、ここにはちょっとした戦いがある。

乗車時間で1時間半弱の時間があり、途中からはかなり混雑する路線なので、終点までを立ちつくすと結構な体力が必要、またこの時間を一日の睡眠時間の一部として組み込んでいる私にとっては、座れるかどうかは死活問題なのである・・・

朝の読みを外し、立ち続けて通勤した場合はそれだけでもう一日の体力のかなりの部分を使い果たしてしまった気分になり、従って出来る限り座れる確率の高いと思われる方法を編み出さなくてはならないのである。


A駅は、前記の直通電車を除く大部分が始発となっている東京駅から遠い駅であり、それより先からやってくる電車であっても、A駅からより東京駅に近い駅とは状況が異なり、そう沢山の通勤者が乗ってくる訳では無い。座われはしないが、立っている人も多くはない状態でやって来るこの電車への乗車時は、つまり、どの位置にも立てる状態なのである。 

また、2つ東京よりにはその駅周辺への通勤者、他の路線への乗り換えの為に下車する人が多く、もう3つ先にも同じ状況の駅がある。 

乗車してからそこまで約30分、ここまでに座れないと後には殆ど希望は無いし、東京駅の間近で座っても全く意味がないのである。


そのような状況下、何処に立って空席を待つのか?

もちろん路線上にある学校の制服さんの前は鉄板。近い学校の制服さんの前から順に、その前は埋まって行く。 あからさまな目印な故、その前の争奪も激しく、また競争に敗れた場合は次の好条件への移動は先ず無理となる為に、余程乗車時の状況が良くない限り、私がその争奪戦に参加する事はない。


続く・・・

Daiwa PEANUTS DR

【いつも一軍から外れる事の無いルアー達】

もう説明不要のダイワピーナッツ。

小、中学生の頃から使っているプリント柄は殿堂入りしていますが、その他は現役バリバリです。

写真のメタリックピーナッツⅡDRのキンクロが最も投げる頻度が高く、従って当然実績もあります。

オリジナルのフックは細く柔らかい為、14lbラインでも根掛りから回収収可能です。 しかし、逆に言うとそこそこの大型がカウンターで掛かったり、抜き上げなんかをやってしまうと一発でフック伸びしてしまうので、フックはガマカツの黒フックに交換。 

普通の交換の場合は、カルティバ製に交換する事が多いのですが、ピーナッツは重いフックに変えると動きが悪くなるので、敢えてガマカツを選んでいます。 

もう1つ、こいつのカラーはキンクロにマットウレタン塗装を施してあります。

ステインからクリアの水色で極めて反応が良い気がします。

ZIPBAITSでこのカラーが出た時にはヤラレター!!と思ったものです(^^)

この定番、ピーナッツ派とバンディト派がいるような気がするのですが、気のせい???

私はバンディットが一軍入りする事は無く、ピーナッツなんですね・・・

今も昔もよく釣れる、パイロットルアーに最適です。

万が一ロストしても現在の国産品の半額です(^^)