この時期のカウンセリングでは、
「何か悪い事があった訳ではないが、気分があがらない」
という方が多く、カウンセリングでは日常の過ごし方など確認したりします。
日照時間が短くなったため、脳から安定物質が減ったり、
寒さ=生存の不安
を無意識に感じてウツっぽくなっている方もいるようです。
夏は、裸で寝ていてもしなないでしょ。
冬は裸で寝てたら命が危ない。
など、そのままではいられない、何か対策がないと過ごせないのが冬なのであります。
その予兆を感じる今頃も、ストレスの高い季節でしょう。
「冬季ウツ症」なども、生存の不安が大きなウエイトを占めていると思います。
慢性的に、ストレスの量が何割か増量している感じに見受けられます。
だるさやぼんやり、不眠などを感じる方が多いので、一つ解消法をアドバイスしますと、
1.今やるべきこと
2.今買いたいもの
3.今行きたい場所
の3点を紙に書いて、常に持ち歩くことです。
書き方は、まったく自由です。
遊びの事、仕事の事、大きなこと、小さなこと
思いつくままに、自由に書くことがポイントです。
で、できたら線を引いて消す。
消しゴムでは消さないでください。
線を引いた数だけ、「成功体験」として、脳が自信を持ち始めます。
また思いついたら、書き足します。
これで、不安が減ったり、実行できたことを確認しながら進めることで、この時期の「なんとなくストレス」は対応できる方が多いです。
真夏や、真冬のストレス解消はまた違うので、その頃にまた書きますね。