風疹流行期には風疹によるとみられる自然流産が増加するだけでなく、その数を上回る人工流産の増加が見られる。


中絶は1973~98年の25年間で約2万5,000件と推計され、同時期に出生した先天性風疹症候群児419人の60倍に。


これまで十分な診断なしに、実際の先天性風疹症候群児出生の10~100倍の人工流産がひそかに行われてきたことはあまり知られていない。


(http://kenko100.jp/news/13/05/14/02
kenko100.jp
より)


CRSが怖くて、胎児感染が確認されてなくても、中絶する人が増えている。


今回の流行でCRSが10人を越えた。


過去のデータに単純に準ずれば、この裏でその100倍、つまり1000人の命が生まれることを許されなかった事になるよ。


胎児エコーに何も症状がなくても、もしかしたら…が怖くて中絶するんだね。


何で…?


そしたら、お子さんが二人とも障害があるお母さんがこんなコメントをされてました。


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障害児を育てるイメージが全く出来ないのも一因かもと思ってます。


赤ちゃんに障害があるかも。


そう言われたら誰でも「どうしよう」となるのも当然なんだけど、
「誰もが何らかの困難を抱えて生まれてきますが、サポート体制はあります。いつ困難を感じるかは成長しないとわかりませんが、必ず助言は得られます。生まれてすぐの困難に備えて今は万全の体制を整えましょう。」って聞けば、受け止めかた違うだろうにね。


生まれてからいつわかるか不明の困難さ。


つまりどんな子育ても変わらないんじゃないかなと。


確かに苦労しない方がいいんだろう。


でも、どんな人生にも大変な事は必ずあるかも。


それはその時どうしたら?と考え成長するきっかけなのかもよ。


もっと「多様性」への教育も必要なんじゃないかなと最近思ってます。


遺伝子的に異常があるかも。


手足が無いかも。


理解するのに少し時間かかるかも。


他もろもろあって「その人」なんだって。

どうも当たり前に一般的が普通と言い切り、小さい頃から分けて教育するやり方にも障害者は大変 というイメージになるんじゃなかろうか。


実際、子育ては大変。


いつの時代も。


どんな子供も。


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みーちゃんを生むまでの私もそうだった。


よくわからない、知らないからこその、障碍児を育てることへの引け腰感。


幸い、みーちゃんは障碍児としては軽度な方だから、重症な子を育ててる方からしたら、その程度でわかったふりするなと言われるとは思うけど、
それでも、みーちゃんを通して見れた療育や介護の世界は私の認識をかえたし、
また次の妊娠で子に障害があるといわれても、
私は産める気がします。


きれいごとかな。