さいたま市浦和区 (北浦和)
【注文】1周年記念限定☆一年そば
【価格】1050円
[訪問時期] 2016年2月上旬（休日） 昼
[店内状況] 開店待ち5番目、後客多数
[注文方法] 口頭注文、後会計
[味] 鶏＋牡蠣/清湯/醤油
[麺] 中細麺（150g位）
[具] 神戸牛生肉、小江戸黒豚、カマボコ、メンマ、刻み葱
心待にしてた呉田の1周年記念限定当日。
麺友さんとの約束時間に店前に着くと、「ハイ」と濃いボールを渡されます。
結局1時間半強の間に濃いめ3杯、開店して席に付いてから麦酒で、長い1日がスタートしました。
開店前に中野店主の渾身のご挨拶を期待してましたが、残念ながら店頭の貼紙で代用･･･代わりに呉田ガールズたちが笑顔で迎えてくれましたよ。
4杯作りで2ロット目に、想定外にプレミアムな限定セットが登場！
自慢の醤油に自慢の麺をかけそば風に、具は別皿との提供スタイルに意表を突かれましたね～
■ スープ
後で店主にスープのスペックを教わって驚きましたよ。
大量の烏骨鶏丸鶏に加えて、名古屋コーチンのガラ、丹波黒鶏の丸鶏、同じく黒鶏ガラ、ゲンコツ、牛骨の動物系チームに、大量の牡蠣、キノコ類、野菜。
数えたらオールスター編成ですね（笑）
鶏油は比内鶏と黒鶏、カエシは和歌山湯浅の「角長」を主体としたブレンドとか。
立ち上る鶏系の風味がハンパないですね。
ジュワ～ッと押して来る旨味とコクに、やや濃口の芳醇な醤油が覆いかぶさってくる展開はいつも同様。
でも明らかに違うのが鶏の厚みと、余韻に混ざる牡蠣の旨味です。
烏骨鶏の出汁の強さは他店の経験で知ってましたが、コストも凄いらしいですからね。
食べ終わって「（大塚の）○○に似てると思った」との麺友さんの言葉は、大量の牡蠣の仕業によるものでしょう。
いやいや、スペシャルな素材のポテンシャルを良く引き出したスープです。
■ 麺
自家製の中細ストレート。
ハルユタカとゆめかおりのブランド小麦に、胚芽ローストをブレンドしてあるとのこと。
滑らかでしなやかで、噛むほどに旨さが滲み出てくるような麺って、そんなに無いですよ。
流石、此方の麺は美味しいです。
麺量は150g程度でしょうか。
■ 具
神戸牛生肉、小江戸黒豚、カマボコ、メンマ、刻み葱。
かけそばを1/3ほど楽しんだ後、結局全部麺上に載せてしまいます(^^;
「1周年限定に神戸牛を使いたい」そう中野店主が仰ってたのを思い出しました。
まさか、こういう形で具に使って来るとは！
スライスされた神戸牛がA幾つなのか分かりませんが、スープでしゃぶしゃぶした肉は口の中で溶けて行きましたよ。
小江戸黒豚はバラ肉の薄切りを軟らかく煮たもの。
薄味なので、普通の豚と比べて旨味と甘味が明らかに違うのが良く分かります。
お祝い事につきものの紅白カマボコも、丼内で映えてますね。
■ 感想など
1周年記念に相応しい、素晴らしい限定メニューでした。
醤油の旨さ、鶏系と牡蠣のコラボ、丹念に打たれた自家製麺、そしてプレミアムな具たち。
ひとつひとつに中野店主の思いが籠ってる感じがして、心にもじんわりと染み入りました。
改めて1周年おめでとうございます。
今後も美味しい一杯を食べさせてくださいね～
ご馳走さまでした～
