ラーメン みすゞ @帯広市 ~「こだわりみすゞ(みそ)」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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ラーメン みすゞ

帯広市(帯広)
 
【メニュー】こだわりみすゞ(みそ)
【価格】820円(こだわり分100円含む)

[訪問時期] 2019年10月上旬(平日) 昼
[注文方法] 口頭注文、後会計
[スープ] 豚鶏+魚介/清湯
[味] 味噌
[麺] 中細縮れ麺(140g位)
[トッピング] チャーシュー、メンマ、葱炒め、もやし、カイワレ


帯広辺りまで来ると、RDBと食べログのランキングがかなり異なってくる。
RDBは関東ユーザーが中心なので、ローカルでは少ないレビュー駅近店に偏る傾向があり、はっきり言って参考程度にしかならない。
現時点で食べログ1位、2位の店は火曜定休日でアウトだったりして、両方で上位にランクインしている当店に来てみた。


店名からは老夫婦が営む老舗的なイメージだったが、駅からほど近いアーケードの一角にある綺麗なお店。


13時過ぎで店内ほぼ満席の繁盛ぶり。
カウンター手前のコーナーにラスイチ席が空いているが、「もうすぐ空きますから、ゆったりしたお席をお待ちください。」と、笑顔の素敵な女将さんの言葉に従う。
「みすゞ」と店名の付いた「ちょっぴり辛い」メニューがオススメらしいので、その味噌味を注文。
北海道に来てから、味噌三連発(笑)
因みに「こだわりみすゞ」は、チャーシューとメンマが入ったバージョンだ。



すぐに厨房から炒め音が聞こえ始め、醤油系の香ばしさが店内に漂う。
5分もかからずにご対麺。



■ スープ
蛍光灯が厚めなラードに反射する。
ベースは豚骨主体らしき穏やかオーソドックスな味噌味で、ラード多めでもあっさり系
ひと口目だけ余韻に僅かな魚介を感じるが、すぐにピリ辛に侵食されていく。



このスープ自体も美味しいのに加え、トッピングの葱炒めから、辛味と甘味混じりの何とも言えないジャンク味が落ち続ける。
葱の味付けはどうやら豆板醤系とオイスターソースらしく、辛さ甘味と同時に味そのものも濃くなっていくが、中毒性が高くレンゲが止まらない
普通の辛味噌とも全く異なる、これは未体験ゾーンの味わい。


■ 麺
地元帯広の丸源保刈製麺製だという、やや細めな縮れ麺
旭川で食べた麺と札幌系の中間的な感じだが、さほど硬めには茹でておらず、適度のコシとモチモチ食感
あっさり清湯ベースのスープに良く馴染む。



■ トッピング
チャーシュー、メンマ、葱炒め、もやし、カイワレ。



何といっても、前述の葱炒めが主役で、もやしも一緒に炒められているのかもしれない。


「こだわり」で追加された大ぶりな肩ロース煮豚チャーシュー、極めてオーソドックスなタイプのメンマ
どちらも普通に美味しいもので、100円追加なら「こだわり」にしたほうが、トータルの満足感は高そうだ。



■ 感想など
悩んだ末に選択したお店だったが、これは当たり。
葱炒めで甘辛く、味濃いめに変貌していく調理麺
は、好みが分かれるかも知れないが、嵌まる人も多いと思われる。
ホールを仕切る
美人女将の笑顔と、快活で丁寧な接客にも癒された。

ご馳走様でした。