覚悟があるコンサルタントに申し込みが集中する話。


私はぼっち起業家の杉本幸雄です。

20年ほど前に、関わる人みんなに人生を勝って欲しいという想いから、コンサルタント業で起業しました。


これまで2万回以上のセッションをして、110億円以上売りました。本は4冊出版して、今は5冊目が進行中です。


私が起業してうまくいった要因や他の成功コンサルタントの先生を観察していて、わかったこと。あります。


それは、覚悟について、です。


コンサルタントとして起業することは、多くの挑戦と困難を伴いますが、成功確率は覚悟の有無によって大きく左右されます。

1.必要な努力をすべてする覚悟

これには、専門知識を磨き続けること、新しいトレンドや技術を学び続けること、コミュニケーション能力やプレゼン力、そしてビジネスを成長させるための戦略を常に考えることが含まれます。


自分のインプットを増やしたり、深めておかないとペラペラな現象的な指導しか出来ません。本質に迫るためには自分の理解をまず本質的に深めておかなくてはいけません。


また、SNSやネット関連はどんどん進化していくので、自分のインプットが時代遅れにならないように注意しておく必要があります。


私は毎日1時間は、勉強する時間に充てております。


2. 時にはクライアントを不愉快にする提案や指導もする覚悟

これは、クライアントの利益や成長のためには、時には厳しいフィードバックや改善を求める提案が必要になることを意味します。クライアントの短期的な満足よりも長期的な成功を優先する姿勢が重要です。 


こういう提案や指摘は、自分の仕事を失くす可能性とクライアントの売上げを一時的に下げることもあります。例えば、私はクライアントの違法行為を指摘し、代案を提案する時には、かなりの神経を使います。これまで薬事法違反や景表法違反を改めてもらったことが数社あります。改めてもらったクライアントはきちんと適法なかたちに修正された上で、売上げを加算していきました。


3. 自社のキャッシュフローをショートさせないためには、嫌な仕事もする覚悟

資金繰りは経営の生命線であり、時には理想とは異なる案件を引き受けることで、会社の安定と成長を支えることになります。

「お金のために仕事をする」ということです。できることであれば、嫌なこと、嫌な相手とも資金ショートさせないためには必要です。

借入できれば、借り入れでももちろん問題ありません。資金ショートは一旦起きると、元に戻すのには、かなり苦労します。




 これらの覚悟は、コンサルタントとしての起業が単なる職業選択以上のものであることを示しています。それは、自己成長への投資であり、クライアントとの信頼関係を築くプロセスであり、そして何よりも、自分自身との約束を守ることです。覚悟があれば、困難な状況でも柔軟に対応し、持続可能なビジネスを築くことができるでしょう。覚悟は、成功への道を切り開く鍵なのです。


私は一度、資金ショートさせました。キャッシングで借り入れして、補填しましたが、すべてを返し終え、キャッシュフローを正常に戻すのには、一年間程度かかりました。


覚悟をしているコンサルタントは、いわば、クライアントへの向き合い方、自分への向き合い方、お金への向き合い方が本気です。


本気ですと、クライアントには本当に必要な適切な提案をすることになります。

すると、結果も付いて来ますし、そのコンサルタントの本気度はクライアントの心にも響きますから、印象的です。

クライアントは、知り合いに、「うちのコンサルタントは〜〜」と話したくなり、評判が拡散され、このコンサルタントには依頼が絶えないという状態になります。


そもそも覚悟とは、不利なこと、困難なことを予想して、それを受け入れる心構えをすることを指します。


困難を予想しつつ、それに対応する心を決めることで、苦労や挑戦が予想される状況において、前もって心の準備をしておくことを意味します。


きたるべきつらい事態を避けられないものとして、あきらめるて受け入れると決めること。


つまり、覚悟とは、

単に困難に立ち向かう決意だけでなく、その困難を乗り越えるための心の準備や、避けられない事態を受け入れる心の強さを含んでいます。


コンサルタントで起業して勝つ人は、

ビジネス上はもちろんのこと、人生の様々な場面で、覚悟を持って行動すると決めている人で、結局のところ強い人ということです。強い人は、クライアントへの包容力があり、許す人です。





 最新刊

 既刊