在宅酸素(追記) | 月のベンチ

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両親の闘病記

父親のSPO2が半月もしないうちに急降下した。
安静時ではまだ96%あったものが90を切り、食事も含め動くと心拍数があっという間に100を超える。

父親曰わく、酸素をつけるのは、あの人ガンだ、と人にわかってしまうからイヤだ、と酸素導入を拒否。
(ガンだから酸素を付けるのではなく呼吸器系疾患だから、と説明するも、納得しない)

今まで元気で動けていた人間が、あれよあれよという間にヨロヨロになったのだから、葛藤もあるだろうが、、、

訪看さんに、試しに母の酸素を食事の時だけ使ってみては?楽になれば導入を受け入れるでは?と言われ、母に少しガマンしてもらって1.5Lから使用してみた。

が、途中母のSPO2が90を切り、中止。
やはり父親用にも主治医に酸素を入れてもらうことにした。

難しいのは、本人の、病状進行、余命に対する葛藤を、母のケアに明け暮れる私にはフォローする余裕がないということ。
いろいろ出てきている症状にも目が行き届かない。
母は母で目がはなせない。


訪看さん、この状況にもかかわらず兄が月二回しか顔を出さないことを知り、呆れていた。
ヘルパーさんたちも呆れていた。

となりの県なのにね‥