本当に出産に対しての浮き沈みが激しい。
今はまた普通分娩に対して前向きになっている。

この前、前回のブログ(無痛分娩への思い)を書いたあたりはもう、高速使って1時間の病院にいつ行きたいと夫に言おうかとかばかり考えて、夫の前で泣いたりしてたんだけど。

昨日、たまひよnetの、妊婦からの質問に専門家が答えるコーナーの中で、
「出産の痛みに耐えられるか、体験談を聞いて心配になる」という質問に、
「わざわざ怖い話を読んで不安をふくらませないで、いいお産をした方の体験談にたくさん触れてみては?出産についての知識を得ると、乗り越える自信がついてくるので勉強してみては?」
というアドバイス。

まぁ、「耐えられません」なんていう回答になるはずがないんだけど。


今まで私は、むしろ怖い体験を散々知って、覚悟を決める…という感じだった。
今回に限らず、想像で怖い体験をたくさんしておけば、”思ったほどじゃなかった”となる気がして。
そのほうがハードルあげてる分、怖がってる分、大丈夫だよ!というネットや友達の意見もあるし。

でもその一方で、母親の不安は子供に伝わるし、やすらかな気持ちでいるほうが安産になる、って本にも書いてあって。


でも自分はいつも起きてもいないことをあれこれ想像して不安がってるほうが安心だったりするからそうしてたんだけど、今回のたまひよnetを見て、発想の転換も必要かもと思い、「安産レポ」で検索。

なるほど、みなさんすごい安産で…いつの間にか子宮9cmになってたとか。
こういうのばかり読んでると、大丈夫かもと思えてくる。
それをアテにしてはいけないと思うけど。



その中のブログで「MINMI式出法」というものを知り。

それは簡単に言うとソフロロジー法なんだけど、出産に対して、怖いとか痛いとか不安がらずに、赤ちゃんも勇気を持って暗くて狭い産道を出てくるのだから、赤ちゃんの目線になって、赤ちゃんに声かけながら「こっちだよ」「大丈夫だよ」と導いていく感じの出産方法。
そうすると不思議と赤ちゃんがスムーズに動いて、痛みを緩和されるんだとか。


私は母性か欠落してるので、「赤ちゃんも頑張ってるんだから!」という考え方にはあまりなれないタイプなので、ちょっと違和感はあるんだけど、これで本当に痛みが緩和されるなら、試してみたいと思った。

もともとソフロロジー法には興味があったし。
でも、私の行ってるはやかわクリニックではソフロロジー法やってないっぽいような気がする。。。
もらった資料のどこにも書いてないし。バースプランとか立てられるし、フリースタイルとかはやってるんだけど。

ホームページにも、「産む人が主体となってプランが立てられます」とか「夢と感動のお産を!」とか書いてあるし、クチコミでも、「丁寧に説明してくれる」とか「親身になってくれる」という意見ばかりで期待してたんだけど、実感として私はそんな感じがしない。

院長、めっちゃスピード診察であんまり話してくれないし(雰囲気は確かに穏やかだけど)、助産師さんも人によってはサバサバ…。
院長の奥さんと2人体制のはずなんだけど、奥さん見たこと無いし、今は院長だけでみてるっぽいし、予約外来さばくのに必死なんだろうね。がっかりだ。



ソフロロジー法、やってみたいと思う。
でも私って、ゆっくり長く呼吸するよりも、短くリズム的に呼吸する方が合ってる気がするので(ウォーキングやヨガの時にそう思った)、最も一般的なラマーズ法の方が合ってるのかなぁという気もする。

あと、ソフロロジー法で不安なのは、「結局妊婦の気持ち次第」というところ。
自分の気持ちをコントロールするのって、医学的根拠とはかけ離れてるのでは?と思ってしまう方なので…。
お腹に向かって話しかけるとか、「言ってもわからんだろう」と思ってしまうほうなので…。
私も夫も。

やってみたとしても、うまくできるのか、これで合ってるのか、思い込みなだけで実は全然できてないのかもしれないし、思い込みだと自分で気づいていながらも気づかないふりしてしまいそうだし、気付かないふりでもいいのかもしれないし、・・・いちいち難しく感がてしまう私には合ってないのかもしれない。


でも、出産の時の声かけは、やってみようと思う。恥ずかしがらずに。

普段の生活でも、違和感あっても、最近はたまに声かけてみたり…自分にしか聞こえない小さい声だけど。


それで痛みが和らぐのなら!!! ←結局これ。



MINMI式出産方法の特集YouTubeで、鈴木サリナがMINMIに影響を受けたことを語っていて、あ、これって何年か前にサリナがグータンヌーボで言ってたやつだ!と気づく。


→その時の私のブログ

「赤ちゃんも頑張ってる」という考え方に否定的な私のはずなのに、この時は、「などほど~」と言っている!本当に私は昔から出産を怖がっていたので、いつか役に立つかもと思ってブログに書いていた。子供産む気があったわけじゃないけど。

そんな風にも思った自分がいたということは今の私にとっては救いで。

江角マキコの、「出産って気の持ちよう」という言葉も、今はすごく納得。



安産も難産も、普通分娩も帝王切開も無痛分娩も、本当に人それぞれ。


出産って素敵…!神秘的…!

っていうふうにはまだなれないけど、ちょっとだけ前向きになってきてる気がしてる。



すぐ人の意見に左右されてしまうので、きっとまた「無痛はいいよ~」とか言われたらひるがえりそうだけど。




MINMIの、「キセキ」という曲も、感動的ないい曲なんだけど、まだちょっと素直な気持ちでは聞けないな。
赤ちゃんの気持ちになってる曲なんだけど、まだ自我もない胎児がそんなこと思ってるわけないだろう!と思ってしまうし。

自分が育った家庭・家族に愛情が希薄だったので、こんな風に素直な気持ちになれず、でも本当は感動してるような気がして、そんな自分に戸惑い、感情が素直に出て来なくて、苦しかった。

結婚式の花嫁の手紙で感動できない感情にすごく似てる。

背中がムズムズするというか…そんな自分にすごく疲れる。

だから、MINMIの出産について書かれている本も読んでみたいんだけど、ちょっと躊躇してる。



「キセキ」の曲調は好きなんだけどね。ゆったりしてていい曲だと思う。
インストルルメンタルならいいかも。




というわけで、出産方法については、もっと勉強してから助産師さんに相談してみようと思う。


・ウォーキング
・ヨガ
・腹筋
・会陰マッサージ
・おっぱいマッサージ
・呼吸法の練習
・体重管理
・出産の勉強&イメトレ


安産のためにできることはなんでもやりたいと思う。