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【失敗しない鉄道写真伝道師】うわじま6号です
柿の木がある線路沿い・・・
鉄道写真で構図を決める場合
写真を見た人に意図が伝わるよう
不要なものを可能な限り排除して
スッキリした構図にすることが重要です
とくに建造物や電柱といった人工物は
写真の出来映えを大きく左右しますから
まずはこれらを徹底的に排除して
構図に入ってしまう場合でも
それがなるべく目立たないよう
充分過ぎるほどの工夫が必要です
民家と地面に転がる木材・・・
そして架線柱もカットしたい・・・
↑ の場所で列車を撮る場合
必要となる被写体は列車と柿の木で
この二つがそれぞれ主題と副題となりますが
一方で構図からカットしたいものは
民家や木材および架線柱となります
これらをカットするにあたり
ポイントとなるのが立ち位置
最適なアングルを構築するには
労力を惜しむことなく
ベストポジションの確保に努めます
最終的に決まったアングルがこれ・・・
そうして立ち位置が決定し
実際に撮影したものが ↑ で
先述の不要な人工物三点は
構図から完全に排除され
スッキリした写真になりました
今回は障害物を排除できましたが
いつもこのような結果になるとは限らず
なんらかの妥協を迫られる場合が大半
それでも人工物の排除は徹底し
常にベストアングルの確保を目指す
このマインドがあるかないかで
写真の出来に大きな差が出ます !
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
【失敗しない鉄道写真伝道師】 うわじま6号