第2003回  撮り鉄入門 ㉓ ~ 人工物は排除する ~ | ちょっと上を行く鉄道写真を撮る方法

ちょっと上を行く鉄道写真を撮る方法

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【失敗しない鉄道写真伝道師】うわじま6号です






柿の木がある線路沿い・・・





鉄道写真で構図を決める場合

写真を見た人に意図が伝わるよう

不要なものを可能な限り排除して

スッキリした構図にすることが重要です





とくに建造物や電柱といった人工物

写真の出来映えを大きく左右しますから

まずはこれらを徹底的に排除して

構図に入ってしまう場合でも

それがなるべく目立たないよう

充分過ぎるほどの工夫が必要です






民家と地面に転がる木材・・・






そして架線柱もカットしたい・・・





↑ の場所で列車を撮る場合

必要となる被写体は列車柿の木

この二つがそれぞれ主題副題となりますが

一方で構図からカットしたいものは

民家や木材および架線柱となります





これらをカットするにあたり

ポイントとなるのが立ち位置

最適なアングルを構築するには

労力を惜しむことなく

ベストポジションの確保に努めます






最終的に決まったアングルがこれ・・・





そうして立ち位置が決定し

実際に撮影したものが ↑ で

先述の不要な人工物三点は

構図から完全に排除され

スッキリした写真になりました





今回は障害物を排除できましたが

いつもこのような結果になるとは限らず

なんらかの妥協を迫られる場合が大半

それでも人工物の排除は徹底し

常にベストアングルの確保を目指す

このマインドがあるかないかで

写真の出来に大きな差が出ます !





最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

【失敗しない鉄道写真伝道師】 うわじま6号