第2005回  ウルトラマンに魅せられて | ちょっと上を行く鉄道写真を撮る方法

ちょっと上を行く鉄道写真を撮る方法

誰もが最初は初心者。鉄道写真もそれは同じ。失敗しない、ひと味違う鉄道写真を撮る。
そんな欲張りで、鉄道写真のロマンを追い続けるブログです。

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ありがとうございます。

【失敗しない鉄道写真伝道師】うわじま6号です






神戸電鉄 3000系  普通
神戸電鉄 粟生線  三木上の丸~三木
令和元年 十一月
キャノン EOS1V HS
キャノン EF20mm f 2.8 USM
1/20秒  f 11 
マニュアル露出(M)  一枚撮影 
マニュアルフォーカス(MF) 
富士フィルム フジクローム ベルビア50(RVP)
PLフィルター使用
手持ち撮影





赤とシルバーの車体カラーで

ウルトラマンの愛称を持つ

神戸電鉄3000系

昭和四十八年に登場した

同電鉄で初の冷房搭載車です





撮り鉄にも人気の列車ですが

デビューから五十年近く経過し

老朽化も目立ち始めたことから

近年は二編成が廃車となるなど

今後の動向も気になる列車です






神戸電鉄 3000系  普通
神戸電鉄 粟生線  市場~小野
令和元年 十一月
キャノン EOS1V HS
キャノン EF50mm f 1.2 L USM
1/20秒  f 11 
マニュアル露出(M)  一枚撮影 
マニュアルフォーカス(MF) 
富士フィルム フジクローム ベルビア50(RVP)
PLフィルター使用
手持ち撮影






神戸電鉄 3000系  普通 (左)
神戸電鉄 1100系  準急 (右)
神戸電鉄 粟生線  樫山
令和元年 十一月
キャノン EOS1V HS
キャノン EF200mm f 2.8 L Ⅱ USM
1/125秒  f 5.6 
マニュアル露出(M)  一枚撮影 
マニュアルフォーカス(MF) 
富士フィルム フジクローム ベルビア50(RVP)
PLフィルター使用
手持ち撮影





それまでの神戸電鉄在籍車両とは

まったく異なる近代的なデザインで

従来のイメージを刷新した3000系ですが

冷房装置の搭載による重量増を

アルミ合金車体の採用で相殺し

1000系列とほぼ同じ重さに抑えたものの

一方でモーター出力は低いため

走行性能はあまりよくありません





とくに神戸電鉄の特徴である

登り50‰急勾配の均衡速度は

フルノッチでも55㌔程度しか出せず

70㌔を越えるポテンシャルを持つ

最新鋭の6500系に比べると

走行性能は大きく劣ります






神戸電鉄 3000系  準急
神戸電鉄 粟生線  樫山
令和元年 十一月
キャノン EOS1V HS
キャノン EF50mm f 1.2 L USM
1/160秒  f 5.6 
マニュアル露出(M)  一枚撮影 
マニュアルフォーカス(MF) 
富士フィルム フジクローム ベルビア50(RVP)
PLフィルター使用
手持ち撮影






神戸電鉄 3000系  準急
神戸電鉄 粟生線  粟生~葉多
令和元年 十一月
キャノン EOS1V HS
キャノン EF100mm f 2 USM
1/15秒  f 5.6 
マニュアル露出(M)  一枚撮影 
マニュアルフォーカス(MF) 
富士フィルム フジクローム ベルビア50(RVP)
W-10フィルター使用
手持ち撮影




幼い頃から地元を走り

さほど関心もなかった

神戸電鉄3000系

けれども不思議なもので

自分がトシを重ねると

あらためてこの列車が持つ

不思議な魅力を感じます





六甲の山々にモーター音を響かせ

急勾配を黙々と上り下りする

神戸電鉄3000系

近年は車体の劣化も目立ち

見るからに痛々しい編成もありますが

デザインに古さは感じない

そんな3000系の雄姿を

末永く撮り続けたいですね





最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

【失敗しない鉄道写真伝道師】 うわじま6号