ご覧いただきまして、
ありがとうございます。
【失敗しない鉄道写真伝道師】うわじま6号です
1/60秒では列車がブレてしまいます・・・
これまでの検証では
LED方向幕の文字を飛ばすことなく
鮮明に撮影するためには
LED方向幕の種類によりマチマチですが
シャッター速度を概ね1/60~1/125秒あたりに設定すると
ほぼクリアに映ることが確認できました
しかし1/60~1/125秒では
高速で走行する列車を
キッチリ止めて撮影することが難しく
現に ↑ の100㌔以上で走る阪急1000系特急は
LED方向幕の文字は飛んでいないものの
列車そのものが被写体ブレを起こしてしまい
これではまったく意味がありませんから
もう少し工夫が必要になります
同じ1/60秒でも流し撮りならバッチリ決まります !
LED方向幕の文字を飛ばすことなく
1/60~1/125秒あたりのシャッター速度で
高速で走る列車を止めて写すことはできるのか・・・?
この相反する撮影条件で
答えはイエスと証明した作例が
↑ の流し撮りです
流し撮りは背景を流して
メインの被写体を止めて写す
撮り鉄にも必須のテクニックですが
ある程度の経験は必要ではあるものの
1/60~1/125秒あたりであれば
成功率も比較的高いですから
LED方向幕の撮影方法としては
かなり使えるといえますね
アウトカーブなら1/250秒でもご覧の通り・・・
LED方向幕の種類によっては
1/250秒でもOKの列車もあり
その場合は ↑ のようにアウトカーブがオススメで
さらに100㌔以上で走る列車でも
被写体ブレの確率は低いので
アウトカーブは好都合です
LED方向幕を搭載した車両は
今後も増加する一途と思われ
撮り鉄としては悩ましい限りですが
LED方向幕の特性を充分理解して
それを克服することもまた撮り鉄の醍醐味
LED方向幕を搭載した列車の攻略方法として
ご参考になれば幸いです
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
【失敗しない鉄道写真伝道師】 うわじま6号