私の人生脚本 つづき | FtMの彼氏と一緒に

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初めてのFtMの彼氏!?
悩みやのろけや日常をつづる日記です。

人生脚本を知るために、面白い方法があります。

子どもの頃、最も印象に残っている物語、絵本、昔話はなんですか?
心がひかれてやまない、本はないでしょうか?

その物語の中に、自分の人生脚本のヒントがあると言われています。

私は「がちょう番の娘」というグリム童話を
昔アニメでみたことがあり、それが忘れられません。

同じ日に生まれた国王の娘と侍女。
国王の娘が隣国の王子に嫁ぐため2人で山を越えますが
途中で侍女が国王の娘を脅して入れ替わります。
隣国に到着し、何も知らない王子に迎え入れられますが
途中でばれてしまし、死罪となります。

すごく切なくて悲しくて辛かった印象でした。
何故そう感じるのかは大人になって分かりました。

理不尽だと思ったのです。
生まれた立場が少し違えば、運命は真逆だということが
自分に重なったんだと思います。
侍女は、国王の娘に産まれてさえいれば、、、
私は、男の子に生まれてさえいれば、、、
自分の努力ではどうしようもない事実に
もがき苦しんでいる姿が、そう重なったんですね。

私は両親も居て、姉弟もいて、祖父母も曾祖父もいました。
ちょっとしたサザエさん一家です。

貧乏一家でしたが、食べるに困ることはないし
一般家庭に近かったとは思いますが
家庭環境がどう影響するのかは
本当に自分次第だなーーと改めて思います。

私はいつも疎外感や劣等感、罪悪感や不安感を抱えていました。
いじめにあった経験もあるけど、友達はそこそこ居たし
自分で抜け出してきたという自負もある。
彼氏も居たし、居ない時にはセフレもいました(笑)
浮気もしてましたけど、不倫もしたことがある、、、、

因みに、今の彼と付き合ってからは一度もないですよ!!

決して褒められたことではないのですが
全部、私にとっては「男じゃない私」と
折り合いをつける方法だったんです。

私が男の子じゃなくても受け入れらる方法って
正直、身体しかなかったんです。
求められると安心しました。
瞬間でも、一瞬でも、何でも、私の居場所ができるのが
唯一、安心できる場所だったなーっと思います。

もう1回ぐらい続きます。