最近何かと話題の「再生医療」。
「ES細胞」や「IPS細胞」、ついでに「STAP細胞」などの「多能性幹細胞」を使って、皮膚や臓器などを作り出してしまうあれです。
実際に骨髄から取り出した幹細胞から角膜を作って移植したり、骨の細胞から歯を作ったり、心臓の一部を再生させることにも成功しているようです。
このまま再生医療が進歩すると、胃ガンになったら胃を全部とってしまって、新しく作った胃と付け替えるなんて事も出来るようになるかもしれません。
もうほとんどアニメの世界です。
そうなってくると当然「脳細胞」の再生にも期待が出てきます。
でもよく考えてみると、脳を「新しい脳」と付け替えてしまったら全く別の人になってしまって意味がないので^^;、部分的と言う事になると思います。
「運動野」を損傷してたらそこの部分を再生して、「言語野」の損傷があればその部分の脳細胞を再生すれば、当然また走れたりスムーズに話せたり出来るようになるわけです。
夢のような話ですよね。
先日「夢の扉」と言うテレビ番組で紹介されていましたが、先端医療センターの田口 明彦ドクターが注目されているそうです。
今までは脳自体を再生させることに一生懸命になっていたそうなんですが、その前に周りの血管を再生することで脳の再生を促進させると言う考え方なんだそうです。
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ちょっと前には全く考えられていなかった治療法だと思うんですが、新しい考え方、技術の進歩が急速に起こっている気がします。
期待して待ちたいと思います