精密採点DXの理想と現実 | 精密採点DX&DAMとも録音♪を楽しむ

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第一興商の精密採点DXやDAM★とも録音試行錯誤のカラオケ日記です。

 皆様こんにちは。世の中は、年末年始で何かと慌ただしいですね。個人的には、いつも通り時間が過ぎているにだけで何も変わらない気がします。今年も終わりという事は、寿命が少し減ったと考えると特別おめでたいと思えませんが、1年無事に過ごせたという意味では、おめでたい事なのかもしれません。何事も考え方次第で色々な捉え方があるという事だと思います。


 では本題に入ります。


 採点カラオケをできるだけ効率良く攻略していく場合に必要な事は


○音程正確率を上げる

○リズムを正確にする

○ロングトーン、ビブラートの評価の上がる歌い方をする

○強弱を満遍なくつける

○しゃくり、こぶし、フォールを適度に入れる


 以上を確実にやれば点数は上がります。


 最終的に絶対に必要なのは、確実にパラメを埋める技術です。確実に埋めるために極端にやれば採点歌唱になりますし、極端にやらなければ通常歌唱と呼べるのかもしれません。多くの高得点の不自然さは、パラメを埋める事から生じています。不自然さの境界線は、人によって違いますので具体的な線引きは難しいですが、違和感を感じる音源が多いのは事実ですし否定はできません。


 更に裏加点を確実に取る採点声を加えれば、もっと普通ではなくなります。世間一般的に、「キモい、変歌い」と呼ばれるのは、採点声も駆使した特殊歌唱です。更に音量絞りを使って点を出しているなら、歌というよりは、完全なゲームです。生粋のゲーマーなら歌の概念はないですし、歌もそこそこに歌っていてゲームにも特化した人は、両刀使いなのかもしれません。何となく高得点を出したくて歌いこんでいるだけだと、癖が染み付いてしまう可能性もありますし、どういうアプローチをするべきかは、とても難しい問題です。どちらをどう練習していくべきかは、本人次第ですし、欲を出せば出しただけ厳しい現実が待っていると思います。


 私の場合は、元々採点から入っていませんし、採点に特化する方法を意識的に取り入れるようになったのは、99点を越えて100点を何曲か出してからです。最初の方に出した100点は、どちらかというとパラメを埋めるようになるべく普通に歌っているつもりだった音源が多いです。つもりだったのというのは、今聞き返せば、採点の要素を埋めているだけに感じるからです。結局は、採点歌唱の要素が入ってなければ100点は出せないという事です。


 DAMともにある高得点の公開音源は、歌いこみによって本能的に点数を上げている場合が多いように感じます。完全にゲームに特化している人は、音源をあまり公開しないですし、DAMとものライン録音で公開できるような設定で歌ってない場合が多いようです。音量を絞って高得点を出している人は、部屋の空間録音で動画を公開するのが大多数です。こういう人は、最初からゲームとして楽しんでいるのでDAMともで音源を公開する人とは考え方が全く違うと思います。


 DAMとものライン録音で高得点を公開する人は、結果が良かった歌い方を繰り返しているうちに無意識のまま採点歌唱になっている場合が多い印象を受けます。これは、採点カラオケの弊害ですし、点を上げる事が世間一般的に通用する上手い歌い方になるとは限らないという例になります。採点を無意識のまま追及している人は、上手くなるというよりも、むしろおかしな歌い方になる人が多いのかもしれません。採点の弊害を減らすためには、完全に分けて考え、常に何をやっているか意識をして歌うほうがいいと思います。


 多くの結果から導き出される答えは、「違和感のある高得点は、採点の仕様で仕方ない」という事です。これは、点数の結果として出ている以上認めるしかありません。


 違和感で考えれば上記のような説明になりますが、視点を変えて確実に点数を出す事を優先して考えると違和感は、特別な事では無くなります。採点のみを追及した場合は、音程、リズムを正確にしていけば自然と棒歌いになります。棒歌いに規則正しいビブラートを入れて、満遍なく強弱をつければ、普通の歌い方とは違ってきます。これは、俗に言う採点歌唱です。高得点の採点歌唱というのは、確実にパラメを埋めているだけなので、仕様に合わせているだけです。これは、世間一般の常識に捉われなければ当たり前の結果です。


 ゲームだけに絞った考え方をすれば、高得点を狙っているのに普通に歌っているというのは、おかしいという言い方もできます。採点歌唱で何をやっているか聞こえてこない人は、採点についての理解がたりないとも言えます。多くの否定的な意見は、採点をわかっていないからこそ出てくるものが多いです。高得点という事に絞って考えれば、何ら不自然ではありませんが、本来の歌という観点から考えると不自然だというだけです。


 最終的には、自分にできない事を否定するという考えをやめれば済む話ですけど、プライドとか自信というものが邪魔をしているのかもしれません。もしも100点を出したい場合は、否定的な考え方だと難しい可能性が高いです。事実は事実して受け入れる必要があります。


 100点でも普通に聞こえるような音源は、目立たなくても特殊歌唱の要素は含まれています。採点を目立たなくする歌い方は、かなり効率が悪いです。また効率の悪いやり方では、100点を出せる曲も限られてきます。あえて効率の悪い歌い方で100点を出すには、採点歌唱と上手い歌唱のいい所取りをする必要があります。採点だけやっていても難しいですし、歌の練習だけやっていても難しいです。普通に聞こえる100点音源を録るというのは、両方とも高次元で実現しないと難しいと思います。これは、精密採点DXの究極の攻略と言ってもいいのかもしれません。


 私の最近の状況は、特殊歌唱で楽に得点を出した音源が多くなっていますが、理想を忘れたという事ではないです。まだまだ色々と検証中ですし、感覚的に覚えないといけない事が多くどうにもならない状況です。たりない部分は、時間と継続によって解決してもらうしかないと思います。将来的には、「採点を感じさせない100点音源を録れればいいかな」と夢に描きつつ今年最後の記事とさせて頂きます。



 それでは、来年も宜しくお願い致します。





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