カラオケ館のヒトカラルーム(スタジオルーム)を試してみた | 精密採点DX&DAMとも録音♪を楽しむ

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第一興商の精密採点DXやDAM★とも録音試行錯誤のカラオケ日記です。

 皆様こんにちは。このヒトカラルームに行った後、風邪で苦しんでいました。歌っていてもいまいち不調な感じがしていたので、既に発症寸前だったと思われます。熱は出る鼻は出る咳も出るで気持ち悪い日が続いています。ようやく良くなってきましたがせっかくの休みも風邪の療養で終わりそうです。どんなに気をつけていても引く時は引いてしまいますね。そして気が付けば今年も終わりです。周囲はバタバタしていますけど結局いつも通り時間が流れているだけで何も変わらないような気もしますね。

 

 今回は、コンデンサーマイク完備のスタジオルームを試しました。ヒトカラルームの大きな特徴は、スピーカーが無くモニターヘッドフォンを聞きながら歌う所です。DAMとも録音の用途には、ピッタリですね。

 

 

 たいていのヒトカラルームには、コンデンサーマイクが設置されています。コンデンサーマイクは、感度が良すぎるので、かなりきちんと防音していないと周りの音も入ってしまいます。感度がいいと空調やエアコンの音も入ります。どこまで周りの音が入らないように防音されているのかが一番問題になる部分です。

 正直な所、カラオケ店の薄い壁でセッティングしても雑音だらけだろうと予想していたのですが、やはりエアコンの音や空調の音も入り、他の部屋の音も聞こえる時がある位の状態でした。もう少し防音をしっかりしてあれば最高ですけど、カラオケ店にレコーディングスタジオクオリティーを求めるのは、少し酷かもしれません。DAMとも録音して確認した感じでは、環境音はとりあえず目立たなくなっていました。スイッチは最初からオンのままなので、無音部分の雑音は聞こえます。良く聞けば雑音も入っていますけど、カラオケ店の録音だというのを考慮したらそこまで拘る必要もないような気がします。

 

 次は、どういう機材で構成されているかみていきます。設置されているマイクプリは、オーディオテクニカの「VP-01 SLICK FLY」でした。私も持っていて以前に載せましたけど、電池駆動もできるコンパクトなマイクプリアンプです。これは、リーズナブルに宅録する人やライブ等で機材をコンパクトにまとめたい人などが持っている機材です。こういう場所にも使われている事を確認しました。値段は1万円前後なのでそれなりのマイクプリアンプよりは音質は劣るかもしれません。ただ普通には録れるのでどこまで拘るかだと思います。マイクとマイクプリアンプは、最終的に相性なので値段だけで決めれない難しさがあります。コンデンサーマイクは、同じくオーディオテクニカのものでした。マイクの高さも調整しやすく、使いやすいマイクスタンドが設置されています。結論的には、部屋の標準設定のままでも無難に録れるセッティングになっていました。そのままでもかなり良く調整されている状態なので普通に録ればそれなりに録れると考えていいようです。

 

 

 ヘッドフォンアンプは、そこそこなものが付いているので、自分のヘッドフォンを持参して使えばより使いやすいのではないかと思いました。今回は、貸し出し用のオーディオテクニカの物を使っただけですが、特に使いにくいとか音が悪いというのもない感じでした。ヘッドフォンで歌うと、音程のズレも聞きやすいですし、採点的にもメリットがあります。

 

 部屋の標準的な設定のまま、実際に精密採点DXで試してみると、抑揚はしっかり入りますし、普通に点数は出せる感じでした。CM2000を使った時のように、裏加点がたくさん入る事はなく思ったより点数は伸びません。スコアアタックしたいならCM2000を持参して繋げばいいと思います。今回の部屋は、マイク端子が1つあいていました。確実に点数狙いするなら一番相性のいいCM2000を使っておけば間違いないです。

 コンデンサーマイクでは、手で集音したりのテクニックも使えないので、ダイナミックマイクほど楽に声量加点を入れる事はできなくなります。採点用途というよりは、細かいニュアンスを録音したい人向けの機材という感じになるかと思います。弱音も拾いますが息継ぎ等の粗も拾いますので一長一短な部分もあります。スタジオルームは、録音用の部屋と考えた方が良いです。

 

 今回は実際に、「炎のたからもの」を録音してみました。最初の無音部分で空調の音も入っていますが録音すれば隠れてしまう位なので、曲中では相当注意しないと聞こえないと思われます。こだわり過ぎなければ、最初からほどほどのセッティングも出ていて使いやすいです。音質は、ダイナミックマイクとは違う感じに仕上がりますが、最後はセッティング次第で相当変わってきます。今回は、限られた時間しかなく細かく微調整できないままで終わりましたが定期的に通って同じ部屋で設定していけばより良い音作りはできそうな感じでした。他には、パワーをかけて歌う「デビルマンの歌」も録ってみましたがいまひとつの出来でした。原因は、感度の上げすぎが考えられます。もう少し感度を絞るかマイクとの適正距離を探らないといい感じにはならないような出来でした。繊細なマイクなのでパワー系の場合、ダイナミックマイクの方がセッティングが楽かもしれません。確認しながら追い込めれば使える音にはなったと思います。音質を追い込む時間が無かったので「デビルマンの歌コンデンサーマイクバージョン」の公開は見送らせて頂きます。かわりに以前CM2000で録っておいた「デビルマンの歌」を出しておきました。マイクの集音や遠近による抑揚は付けていないためCM2000の音がそのまま録れています。どんな機材でも調整がうまくいけばそれなりには録れますので、妥協するかしないかの差の方が大きいかもしれません。

 

 ヒトカラルームは、これだけの機材を使えて気軽に録音できるという事を考えれば十分合格点だと思います。慣れは必要だと思いますが録音重視の時は利用してみるのもありかと思います。こういう部屋を完備してくれているという事は、ヒトカラユーザーを大事にしている経営方針が表われていますね。チェーン展開している名の通った店でもヒトカラユーザーを目の敵にするような店も見受けられますし、肩身の狭い思いをして練習している人も多いかと思います。ヒトカラユーザーを大事にしてくれるお店は、とてもありがたいですね。

 

 

炎のたからもの」 ヒトカラルームコンデンサーマイク使用

 

デビルマンの歌」 CM2000使用

 

 

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