視点を変えて見る | TEA POT

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家族にかかわる記事はアメンバー限定にさせていただいています。

ニシに誘われて生まれた町の町巡りに、行ってきました。

イマサラ感は否めませんが

改めて自分の故郷を、見直すいい機会かなと思って参加を決めました。




今回の講師の先生は職芸学院の先生です。→★


いつもは歴史という軸足でお勉強させていただきますが


今回の軸足は建築。建築ですよ!おもしろーい。笑


まずは気多神社。→★


小学生のころからよく遊びに来てたし、初詣も毎年ここに来てました。


そんなお馴染みなところも先生のお話を聞けば感心することしきり。


目からウロコがボーロボロ。笑



そして勝興寺。→★


ここはよく写生大会で来てました。笑


ニシがウチに泊まりに来た時は駅までの近道として境内を通って行きました。


その時の事、ニシも覚えててくれました。なつかしー。笑


今は修理中の庫裏と大広間の素屋根の中に入れていただきました。


わーーーーー、一回素屋根の中って入ってみたかったーーーー


大興奮です。笑



・・・・・・・・かっちょいい・・・・・・・・・・




工事の無事を祈って御幣が祀られてます。


・・・・かっちょいい・・・・・・・・・・・・






外された部材は使えるものはそのまま使うそうで


こんな風にどこに使われていたか、住所を書いた板切れが打ち付けてあります。


・・・・・・・・・かっちょいい・・・・・・・・・・笑



大屋根は着々と仕上がっている様子です。


かっちょい~~~~~。笑


何見ても感動です。私、生まれ変わったら宮大工になりたいとさえ思いました。笑




勝興寺を後にして北前船資料館へ。→★


小雨模様が幸いしてなんだかしっとりしたいい雰囲気です。




廻船問屋として栄えた秋元家には望楼があります。


そこから昔は海が一望出来たそうです。今は屋根ばっかりですけどね。笑



望楼、準備中。笑



望楼 営業中。笑


二枚の画像を比べてみるとどんなふうに窓を開けるのかがよくわかりますね。






そしておまちかねの昼食。


仕出し 近藤さんへ。


毎年、母が土用の丑の日にここのウナギを買ってくれます。


実家ではお祭りや来客のときのお刺身のかならずここに頼みます。


めっちゃおいしいのは間違いないのでとても楽しみにしていました。



やっぱりお刺身は美味しい~~~。


ごまどうふも白と黒が混ざってて手が込んでる~~~。


よく知ってる先代のおばちゃんはいらっしゃらなかったんですが


若奥さんがいらっしゃったので、ごあいさつ。笑


まさかこんなツアーの中にお馴染みさんの身内がいるなんて思いもよらなかったでしょうね~。笑




今回参加して思ったこと。


一口に歴史と言ってもいろんな側面があるんですね。


今回のように建築を切り口にして掘り下げるのも面白い一面だなって思いました。


ここ、高岡はともすれば万葉集の時代や高岡築城の時代ばっかりもてはやしますが


時が積み重なって歴史が出来てきたもの。


いろんな時代、いろんな切り口で郷土史を学んでみたいなって思いました。




また今回の講師の先生がおっしゃったことで心に残ったことは


壊れかけたものを保存することほど難しいものはないということでした。


高岡の町中に古い古い鋳物のキューポラ(煙突)があるのですが


それを保存したいとは思うのだけれども相当に痛みがひどくてなかなか難しいとのこと。


壊れる前に何とかできたらよかったんでしょうけどね。


それを聞いたら、そのキューポラ、ぜひ見に行きたくなりました。


きっとツワモノどもが夢の跡・・みたいな風情で立ってるんだろうな。