城下町合気道主催、「第二回 湘南小田原武道の会 演武大会」に円空流伝承会の活動の一環として参加しました。

基本的なスタンスとして演武会に出ることが「目的」ではなく、

演武会という衆人環視の舞台の場を「手段」にして、いつも通りの力を発揮できるかという稽古が「目的」なので、

各パートナーとの稽古時間は約20分くらい、全体での顔合わせは会場についてが初めてという、ぶっつけ本番に近い状態で行われました。

最近の私は円空流の原点回帰をテーマに、
長錫杖を調達して本来の山伏の棒の手の探究として、師家に錫杖の口伝を教わったりしていたので、演武も自然と、

山伏の資格を持っている私が袈裟を着て長錫杖を持ち先達役を務める流れになりました。

また錫杖と組み型を交互に行った方が見てる方々もわかりやすいだろうと、

私が錫杖で単演の形を行い、師家と男性門人が相対で長棒の形を行うという形式になりました。

師家が動画を上げた説明文の中で形名を公開していたので私のブログにも書きます。

演武内容は

長棒術
新の舞(単演のみ)
上の舞
下の舞
突き立ち
風車
物見(短演のみ)

腰切棒術
一二三の打ち
紅葉
山津波
妙見
阿吽表
阿吽裏です。

新の舞は、円空流長棒術の基本の動きが総て入っている形です。
http://www.youtube.com/watch?v=4s4kd-DnouQ
講習会や教則DVDでも公開されていますので
http://www2.tbb.t-com.ne.jp/enkuuryu/page002.html
棒術に興味がある方にはお勧めです。

支部の特徴として大々的に修験武術路線を行っているのは世田谷支部だけなので、修験武術や錫杖術に関するお問い合わせは世田谷支部にお願いします。