起立性調節障害とは(OD) | 起立性調節障害の男の闘病記録

起立性調節障害の男の闘病記録

起立性調節障害という病気です。
この病気は理解されにくいです。
自分は中学二年の時に発病しました。

起立性調節障害とはなんなのか。
タイトルのODというのは訳されて起立性調節障害の事をそう言われる可能性があります。
一言で言えば病気です。まぁ当たり前ですがw
たとえ、障害と書いてあっても障害ではないのでご注意ください。
たまに勘違いされます。
僕は医者でもないので偉そうなことも言えませんし間違ったこともいう可能性もあるのでご注意してください。
原因はまだあまり詳しい事が分かってはないんですが遺伝と言う説とストレスと言う説があります。
遺伝と言う説は二割くらいと聞きましたがストレスという説はもうほぼ十割に近いと聞きます。
自分は両方の原因があったかもしれないです。
あとから聞いたのですが自分の母親は自律神経が弱かったって言ってます。
朝も起きるのもしんどかったって言ってました。
まぁ休むくらいではなかったそうですが……。
それに加え、自分は吃音を患っていてそのせいで小学生の時に人に馬鹿にされてストレスでした。喋った度に笑われるような事がほぼ毎日ありました。
国語の授業で音読するのが本当に苦痛でした。
それはそれはとてつもないストレスだったと思います。
過去形なのはあまり、昔の記憶がないからです。
記憶がないというかもう思い出したくもないからです。
思い出すと本当に頭が痛くなるような気がして動悸が止まりません。
というのが自分がこの病気を発症した原因だと自分で思います。
という所で原因の説明はこれで以上です。
次はこの病気の詳しいメカニズムを自分なりに説明していきます。

この病気は発病してる人でも自分の病気の事をあまり知ってない可能性があります。
知らない事も多いですが症状が軽い人はこの病気に気付かずに生活している事もあります。
ちょっと、朝起きるのが苦手というだけの認識の人も居ます。
まぁそういう人は本当に運がいいです。羨ましいですね。
この病気の症状が出始めるのは思春期辺りだと言われています。
それは何故かというと、詳しい原因は分かってないのですが自律神経が原因だと言われています。
自律神経とは交感神経と副交感神経という二つからなる神経を含めた神経の事を自律神経と言います。
こっからは医学的な事なのでちょっと難しい話になるかもしれないです。
出来るだけ簡単に説明しようと思うのでご理解ください。
この交感神経と副交感神経は全く別の働きをします。
全く別というか逆の動きをするといってもいいです。
交感神経は循環、呼吸、消化、発汗、体温調整、代謝などの働きをします。
こう言うと難しいですがこう考えてみてください。
僕達は運動やスポーツをするとき、汗が出たり身体が暑くなったりします。
これは血管が収縮した時と血圧が上昇した時に起こる働きです。
この働きこそが交感神経と言う神経が起こしているのです。
だから、運動してない時は急に運動してる時みたいに大量に汗が出たり身体が暑くなったりしないですよね?
それは交感神経が働いてないのです。そういう時は副交感神経が働いています。
何故そんな働きが起こるのかと疑問に思っている人も居ると思いますが運動している時に人間の血糖値が下がります。
そのため、交感神経の命令で肝臓を操って血糖値を上げようとするのです。
その時に汗が出たり身体が暑くなるというような現象が起こります。
そして、副交感神経の説明します。
高校生(ちなみに自分は今、高校三年生です)までの生物しかやった事がない人は副交感神経は寝てる時に働く神経だと教えられた人も多いと思いますがそういう訳ではありません。
実は食事をしている時でも副交感神経は働いてます。
食事と言わず家の椅子に座ったり本を読んだり家でゆっくりしたりと人それぞれ置きながら体を休めることは多いと思いますがそういう時にも副交感神経は働いてます。
ちなみに副交感神経の主な働きは心拍数を減少させたり血圧下げたりするというような事をします。
そういうような万能な神経があまり機能がしなくなるというのがこの起立性調節障害なのです。
ここまで、結構長い事説明してきましたが後、もうちょっと続きます。
頑張って寝ないで読んでください。後、もうちょっとで説明は終わります。
頑張って! そして、頑張って書け、俺!!
という事でまた説明再開。
この自律神経があまり機能しないと良くない事が起こる訳です。
自律神経は実は血圧や心拍数を上げ下げしたりする役割もします。
詳しく言うと重力などの原因によって血液が下に下がるという事が起こるのですがそれをまた頭に方にあげる働きをするのですがこの上にあげる働きが上手く行かないんだそうです。
この頭に血液が上手く上がらないとどういう事が起こるかと言うと頭痛、めまい、立ちくらみ、動悸、倦怠感、イライラ、思考力停止、判断力低下、成績低下、急に立った時の失神(急に立つことに行って一瞬で下に血液が行くのが原因)などこれがまた厄介な障害が生まれます。
自分は全部これに当てはまります。
勿論、症状が軽い人はめまいと立ちくらみ程度だったりめまいと思考力低下だけだったり色々です。
同じ病気でも症状は人それぞれというのが分かってくれたかと思います。
そして、これだけではなく下半身の方だけに血液が行くので身体がどうにかしないと行けないと思いまた別の器官が血液を上にあげようとするのですがこの時に逆に脈拍が高くなり身体がしんどくなるという事もあります。
なので、どう転んでもしんどいんですよね。この病気は……
とまぁこれまで長々と説明しましたけど、ちゃんと説明できてるか不安です。
何と言っても自律神経の事はというより末梢神経関連の事はまだ詳しい事が分かってない状態なので説明もこんな感じになっております。
もうちょっと詳しく説明すると起立性調節障害は四つのタイプに分かれると言います。
これは簡単です。凄く簡単です。大事な事なので(ry
一つは失神するタイプ
二つは脈(心拍数)が速く走るタイプ
三つは血圧が低下するタイプ
四つは血圧が後から下がるタイプ
まぁ三つ目と四つ目はあまり変わらないので同じと考えて持っても構いません。
医学用語で言うと一つ目は神経調節性失神・別名NMS(エヌエムエス)と呼び二つ目は体位性頻脈(ひんみゃく)症候群・別名POTS(ポッツ)と呼び三つ目は起立直後性低血圧・別名INOH(アイノー)と呼び四つ目は遷延(せんえん)性起立性低血圧と言います。
まぁこれは覚えなくてもいいですけどねw
自分が興味があって調べたら出てきただけなので……。
この四つのタイプですが残念ながら私はこの四つのタイプ全部当てはまってます。
この四つのタイプに当てはまってる人は少ないようです。
起立性調節障害の人の中で比べると自分は一番重いタイプのようです。
失神する、しないを見極めるのはある検査をしたら分かります。
一分間、ベットで横になりすぐ立ち、そのまま直立不動で十分間停止という検査をします。
実際に起立性調節障害の検査をするときはこの検査を使います。
実際に自分はこの検査をして二分くらいで意識が飛びそうになり先生に支えてもらうような形になりました。
ふうやっと書けた。それにしてもここまで読める人は本当に凄いと思います。
自分だったら文章を読むという行動があまり好きではないのでこんな長文は読まないと思います。
ここまで読んでくれた方は医学にも興味があるとかでないと多分、なかなか読まないですよねw
本当にここまで読んだ方居ましたら感謝申し上げます。
もし、間違ってる点などありましたらコメントで書いてくれると助かります。

ちなみに自分は昔に比べて計算する時に靄がかかるようになりました。
前はすぐ計算できたのにちょっと時間を掛けないと計算出来ないようになってました。
多分、それは頭の方に血液が上ってないのが原因だと思います。
まぁそれしかないんですがw
だから、たまに学校でスピード暗算みたいな事をするときがあるんですけど、何か試されてるみたいで嫌なんですよね。
何か凄いプレッシャーです。
絶対嫌がらせとかではないんですがそう思ってしまいます。
後、この病気の人が良く言う誰でも分かるしんどさはずばり24時間マラソンしてるみたいと言います。
確かにずっと走ってるみたいです。汗は出ないですがそれくらい身体のしんどさがあります。
とまぁここまで説明しましたがやっぱりなかなかこの病気のしんどさは他人には理解できないのも実情です。
後、実は一番しんどいのは身体ではなく精神にあるという事です。
この病気は理不尽に日常生活を制限されてるようなものなので、俺って日常生活もおくれないのかとおくってもいけないのかと気分が落ち込んでしまいます。
それはもう物凄く心に来ます。
僕なんて一時期、夜になったらどうやったら楽に死ねるだろうと考えていました。
とりあえず、この病気は理不尽なのです。

という事で長々と喋らせてしまいました。
この病気でない人はこの病気の辛さが少しでも分かってくれれば説明した甲斐があります。
長文失礼いたしました!!!!