とある○○ライダーショーと共演した時の話。
共演者である○○ライダーさん役の人達から興味深い話を聞きましたので、シェアします。
彼らは日本全国にマニア達の支部があり、本物のライダー本部よりショーの委託がされるようです。
例えば地方の小さいイベントには適当な下っ端マニアがやりがい商売派遣される。
中規模なショッピングモールのようなショーではマニアの中でも多少本格的にできる方を集めてショーを行う。
大規模な本腰を入れたライダーショーは本格派のアクション俳優さんが物凄いアクロバットでショーを繰り広げるのです。
どのイベントもMCだけは本部からしっかりしたお姉さんがきていました。
ここからは下っ端の彼らに対して失礼な話ではあるのですが、一緒に共演した下っ端マニアのショーがあまりにも酷かったのです。
ライダーなのにすぐ疲れてしまい、もう動けないのです。怪獣役の中身の人もへばっており、子どもから笑われるレベル。録音音声に身体がついていっていません。でも子供はライダーがいるだけで大喜び。
前転や側転すらできません。疲れすぎたのか、ステージから落ちてしまい、何とかごまかしながら退場してきました。
本体はメガネでお太りになられた中年の方で、私、失礼ながら見えないところで後輩と爆笑してました!
急遽、時間稼ぎにダブルダッチショーを追加されたことを覚えています。
別の仕事で、
大きなショーで本物のアクション俳優さんと共演した時はまるっきり違う動きに驚かされました。お互いのアクロ技を教え合った事を覚えています。
あの衣装、重いんですよ。そりゃ素人にあれ着て体操は無理ですね。必死になるわけです。
大事なのは見かけより中身ですね〜
加藤義隆