ちょい先週、箱根からの帰り道・・・
土地を見に行っておりました。
私がいま一番、興味あるのは土地です。
土地に興味もってます。
条件的には・・・
横浜から週末に車で通うことができるような範囲内に見つけたい。
山間部周辺で、条件的には土地の中を小川が流れているところ。
電気もきてない、水道もとおってない、そして周りには民家も店もなにもないところ。
住宅用の土地を探している訳ではありませんので・・・
そういったところって最高です!たまりません。
まさに、己の理想郷。
イメージ的には、月の明かりを愉しめるような・・・
そんな場所。
そんな土地にご縁が出来たら、とりあえず土地の真ん中に水甕を置いてこよう。
一つの水甕から、さまざまな愉しみがひろがってゆくようにも感じるからです。
そして最終的にそこには、庵のみあればそれでよし。
簡素な庵を自作したい、そして庵には床の間なども自作したい。
週末は・・・
自宅から盆栽を一鉢もってゆき、盆栽など飾って眺めて自然の中で四季を感じながら一人で茶を愉しみたい。
それだけの空間。
庵は・・・
簡素を基本とし、その材の味わいを楽しめるような質素な庵。
風雨を凌げるような屋根さえあれば・・・
それだけでもありがたいことです。
そしてそこに、床の間があればよし。
何年も時間をかけて、庵も自分の手でジックリとそしてゆっくりと造り込んでゆきたい。
庵にはクーラーなんかなくても、涼を感じる盆栽にそよ風があれば心地よさそう。
冬は、火鉢の炭火で暖をとる。
鍋は、一つあればそれでいい。
おかゆ焚いて一汁一菜。
菜の花でも茹でて、心から味わってもみる。
その鍋で、お湯も沸かして茶も愉しむ。
シンプルの中にある、そんな楽しみの奥深さ。
季節の華を感じていれば、たとえ簡素なものであっても・・・
とても美味しい、そしてそんな味わい感じているのもとても愉しい。
個人的な愉しみであり、密かな道楽事かもしれませんけど・・・
しかし、隠れ家で過ごす理想の休日。
週末はそんな休日も、あってもいいのかもしれません。
なぜならば・・・
隠れ家は、男のロマンなのです。
一言で申しますと・・・
燕渓陽山、雲隠れの術 (笑)
そんな術に使えそうな理想の土地など探してます。