もみじ
中国地方への出張が最近多く、週の初めも広島だった。
仕事場は、少し市内から離れた田舎にあり、あたりの山々も
赤く色づき始めていた。次の日は初雪だったらしい。
久しぶりに広島で働く先輩と会い、お好み村で「広島風」をいただいた。
仕事の細かい話でなく、自分たちの流れてついている場所、そして
これからどう流れるのかを話した。
ただ言えるのは、浮き沈みある流れの中で愉しむこと、信じること
ある時は、真面目ばかりせずに気を抜くこと、やはりこれが真理の
ような気がする。
どうしても同じ環境にいると、その場の枝葉に捕らわれて、俯瞰できなく
なることがシバシバある。だけど、そんな時に少し立ち止まって
広く今の自分を見る。自然の中に入って、ポツンと一人空を眺める場面
を想像して感情を客観的にみることが大切だ。
飛行機の予約を取れず、東京まで新幹線で4時間。
近くなったとはいえ、同じ姿勢はカラダに応える。
来月は12月。紅葉を愉しんだあと、引き締めてラストスパート。