昨年の10月19日以来、四ヶ月以上に渡り放置していたにも関わらず、一定数の訪問がある当ブログ、皆様一体どのような訳でお越し頂いたのだろうかと恐縮するばかりです。が! 今日は書きます!! 書かずにいられるか!! ツイッターの140字じゃ足りねぇんだよってかiPhoneよりガラケーで打ってた方が落ち着くんだよ!!



2月2日より本日18日まで、新宿は紀伊國屋ホールにて17公演(イベントを入れますと18公演)、上演されて参りました『熱海殺人事件』40years'NEWが千秋楽を迎えました。イベントを含めて8公演を観劇しました。感想を一言でなど、とてもじゃないが言える芝居ではなかった。史上最年少24歳で、伝説の木村伝兵衛部長刑事をやり切った馬場徹。「一言でどんな男かと申しますと、私の愛する男です!」


あんなにも美しい人間だとは思わなんだ。魂の美しさ。命懸けの輝き。彼が今日まで育まれ、生きてきた証の、木村伝兵衛部長刑事。嗚呼人の作った言葉のなんと稚拙なことか。ただただ涙が止まらなかった。そりゃもー誇張なしに最初から最後まで2時間ノンストップで。もうあれは馬場徹であって馬場徹ではなかった。馬場徹の身体を借りた木村伝兵衛部長刑事の命がそこにあった。一人の人間の纏う空気に涙したのも初めてなら、心からのスタンディングオベーションをしたのも初めてだった。立って讃えずにはいられなかったのだ。彼の煌めく魂の美しさを。


やっぱり馬場徹でないと駄目だ。私にとって、つかこうへい氏の戯曲の、最後の後継者は馬場徹でしか有り得ない。馬場徹の芝居でなければこれ程までに我が心魂に響かない。絶対に。この命を賭すると誓う。「狂ってるだと…? とっくに狂ってるよ!!!」


馬場徹が作った新たな歴史、しかとこの身に刻んだぞ。つかさんの芝居、貴方が役者として生きている限り伝え続けろよ。貴方がその役割を担うべき人間だから、つかさんと出会ったんだよ。口立てで稽古をつけて貰って、食事に連れていって貰って、寿司食わせて貰って。貴方が最後なんだよ。


つかこうへい世界の伝承者であり、後継者。それが、俳優『馬場徹』の絶対運命だ。取り敢えず、向こう20年間は私は死ねん。そして、馬場徹が総てのつかこうへい戯曲を演じるまで死なない予定だ。あーもーこれアイツが言う前に私だって思ってたんだから! ツイッターで2月11日に呟いてるんだから! そこだけ納得いかないッ!