起立性調節障害に関する番組を見て | 大切なもの

大切なもの

私自身の体調のこと、地域ネコのことなど

この春にNHKのいくつかの番組で起立性調節障害についての放送がありましたね。

取材を受けてくださった方々、放送してくださった担当者の方々
ありがとうございました。

毎年毎年多くの方が初めての症状に悩まれて
情報を集めていらっしゃいます。

最近、このような放送が無かったので
今回の数種類の放送は
嬉しかったことと思います。

何年かこの疾患を見てきた私としては
今回の放送では随分変わってきたんだなと知ることができて良かったです。


過去の放送を見たことがある方は
今回、いくつか新しい発見があったことと思います。
新しい薬、新しいアプローチ、新しい言い回し、新しい言葉・・・。

そのひとつひとつの変化を見ていって欲しいと思います。


 

テレビの取材は想像よりも大変で
何度もの打ち合わせ、長い時間の取材、構成・・・。
取材を受けた方の想いとは少し違った点もある場合があります。
健康番組と情報番組では作り方や伝えたい対象も違います。

そんな中で少しでも多くの方に疾患について知ってもらいたいという基本的なメッセージはしっかり伝わっていると思います。


多くの方が身近なご家族やご親戚、学校の先生や友達などに理解していただくことで悩んでいます。

今回の放送を上手に使って周りの方に理解を求めるといいと思います。

「テレビでやっていたあの病気」というインパクトは効果があります。

そこから先のそれぞれの症状の違いや困っていることの違いは
それぞれが伝える工夫が必要かもしれませんが
「まったく知らない病気」から「聞いたことのある病気」の違いはとても大きいものなので
周囲にどうして欲しいかを伝えやすくなると思います。


同じ疾患を持つ者同士、想いを共有し、協力できるといいですね。