実
っててて....
(小狼と一緒にこの世界に来ては
尻もち打ってしまい
小狼
あ、あッ実!
大丈夫ですか⁉︎
(慌ててそばに寄って
実
ハハハ....小狼ってば
相変わらず心配症なんだから....
小狼
そりゃぁ心配もしますよ。
実
も、もう....
小狼のバカッ‼︎
小狼
ふふッ。
ー町のおっきなテレビで
ST☆RISHがマジLOVE100%を
歌っていてー
実
へー....すごい....
こんな歌があるんだ....
(目を光らせながら
小狼
スゴイですね。
(唖然と見上げながら
実
ねぇ、小狼....
実達も何か歌わない?
(ウキウキ気分で
小狼
えっ?
い、今ですか⁉︎
実
うん!い、今!
(目を光らせながら
小狼
わ、分かりました。
(優しくほほ笑み
~♪
こんなにも遠くへ二人は来てしまって(実)
あの頃の(二人)
幼い君の微笑みにもう帰れないね(小狼)
君が笑う世界が好きで(小狼)
[君が笑う微笑みのそう....](実)
側にいたい、それだけ(実)
忘れかけた痛みを胸に(二人)
Time gose by
時の流れは二人を変えて行くけれど(二人)
失くしたものも夢見るのも(小狼)
その手を取って思い出すよ(実)
いつも君の側で....(小狼)
悲しいことさえ覚えておきたいから(小狼)
君の地図に(二人)
私の為のページを残しておいてね(実)
未来から吹き付ける風を....(実)
[未来からの冷たい風....]
君はあの日信じた(小狼)
明日はもっと高く舞い上がれ....(二人)
Time gose by
時が来ても変わらぬものがあるの(二人)
届かないから、見つけたいから(実)
夢の翼を探しに行く....(小狼)
側にいてねずっと....(実)
(Time gose by
時の流れは二人を変えて行くけれど
失くしたものも夢見るのも
その手を取って思い出すよ)
ラララ....♪(二人)
(Time gose by
時が来ても変わらぬものがあるの
届かないから、見つけたいから
夢の翼を探しに行く....)
側にいてねずっと....(二人)
ーたまたま蘭丸、真斗、トキヤ、嶺二が
呆然と見ていてー
実
あ....て、て、テレビに出てた人ッ!
(歌い終わり目を開けては驚いて
トキヤ
素敵な歌ですね。
(ニコッと微笑み
真斗
あぁ、二人とも歌が上手いな。
実
へッ⁉︎
い、いや....その....
歌は小さい頃から好きで....
(へへへと嬉しそうに照れながら
小狼
ありがとうございます。
では、私達はもう行かないと....
(立ち去ろうとするが
嶺二
え~待ってよッ。
二人とも、ちよっとうちの事務所
寄ってかない?
(いつもみたいにノリノリな感じで
実
えっ、で、でも....
嶺二
ねっ?
小狼
じゃ....ちょっとだけなら....
(仕方なく
蘭丸
おぃっ....
お前、何勝手にッ....!!
嶺二
まぁ、いいじゃん♪
ランランも、気になってたんでしょう~?
(からかうように歩きながら
トキヤ
あ、そうなんですか?
私も少し興味はありますが....
真斗
あ、そうだ。
お前たちの名を聞いておかねばいかんな。
俺は真斗だ。聖川真斗。
よろしくな。
(握手を求めて
実
あ、は、はい!
自分は中野 実ですッ!
(ぺこりとしながら真斗に握手し
小狼
俺は、小狼。
よろしくお願いします。
トキヤ
私は一ノ瀬トキヤです。
嶺二
ボクはぁ~、
寿 嶺二だよ~ん♪
(みんな自己紹介が終わると蘭丸を三人で見て
蘭丸
な、なんだよ。
真斗
致し方ない。
此方は怖そうに見えるが優しい方だ。
黒崎蘭丸先輩だ。
(仕方なく代わりに言って
蘭丸
おい!真斗てめぇ....!
嶺二
まぁまぁ、ランラン落ち着いて
実ちゃんに小狼くん!
こっちがうちの事務所!
入って入って~♪
(いつの間にか事務所に着いて
シャイニング早乙女
何かヨウデスか~?
トキヤ
早乙女さん!
この二人なんですが....
嶺二
歌が上手いんだ~♪
だから良かったらぁ~
....なんてムリですよね?
(苦笑いしながら
シャイニング早乙女
....
林檎
あ、だったらちょっと
歌ってみたら~?
(いつもみたいにキャピキャピに
龍也
そうだな。
何か一曲歌ってみろ。
実
え。
真斗
さっき歌ってた歌がいいんじゃないのか?
小狼
(真剣な顔で実と顔を合わせて
コクリと頷きさっきの歌を歌って
シャイニング早乙女
んー、なかなかヤリマスねー。
いいでしょう。
(ニカッとしながら
実
えっ、い、いいんですか⁉︎
小狼
良かったですね。実。
嶺二
あ、それじゃ
ボクが寮に案内するよ!
(2人を連れて部屋に案内して
実
あ....もしかしなくても....
小狼と部屋別ってことですか?
嶺二
え?あ、当たり前だよー。
小狼
実....
大丈夫ですよ。
何かあればすぐに行きますから。
(ニコッと微笑みながら安心させるように
実
や、約束....だよ?
(さみしそうに
嶺二
よ、良かったらさ
ボクも来てもいいけどぉ?
実
ほ、本当ですか!
嶺二
もちろん!
小狼
それじゃ実、
俺は部屋に居ますね。
実
う、うん。
つづく。