二角取り(四川省)というゲームで悟ったことを書きます。唐突にいきなり「二角取り」の話です
このゲームはスゴいです。これまではたまに暇つぶしに楽しんでいたのですが、これはまさに人生❗️と思いました。(←大袈裟ですかね)
二角取り(四川省)は、並んだ麻雀牌をルールに沿って2個ずつ消去していき、全て消去するまでの時間を競うという単純なゲーム。
私は、17×18列のおじゃまモードを大体1分くらいで消去します。といっても完全に消去出来るのは4分の1くらいの確率で、あとの4分の3は途中で消去不能の「手詰まり」でゲームオーバーになります
40秒位で上がれると、「ヤッター」と脳からアドレナリンが出るので、その快感を得たくて何度も繰り返してしまいます。
このところ、公私ともに気分が不調だった私は、ぼーっとしながらこのゲームをしていたのですが、、、、、
(私の独り言)
手詰まりばっかりだなー。牌の並びが悪過ぎるから、いくら私が頑張ってもこの配牌じゃどうしようもないよ。。。
。。。。。。。ん?どうしようもない?
そうだ、どうしようもないことはこのゲームだけじゃない! このところ、毎日がどうしようもないことだらけ。「どうしようもない」=「私のせいじゃない」?
二角取りは、どう進めても手詰まりになることが多い。(稀には進め方によって手詰まりを防げることもある)手詰まりは、進める方法を探せないのではなく、もうどうやっても不可能という状態のこと。
どんなに頑張っても上手くいかないので(特に仕事関係)、折れまくっていた私の気持ちが、その時ふっと軽くなりました。
そうか。どうしようもなかったんだ
じゃあもう、クヨクヨするのはやめよう。落ち込んだり傷つくのは時間の無駄。
そう思えました
「二角取り」はまるで人生そのもの。
上手くどんどん進んでいた矢先にいきなり手詰まりになったり、殆ど進めないまは終わったり、もうダメかと思いながらも何とか上がれたり。最後の最後でまさかの手詰まりという厳しい展開も。
たった1~2分の中に、色んなパターンがあり、そういえばこういうこともあった、ああいうこともあったと過去の出来事が幾つも思い起こされました。
どうしようもない配牌による手詰まりの連続で、上がれるのは4分の1。だから上がれただけでもラッキーなのに、私はこれまで、1分30秒もかかっちゃったなんて思うことがしばしばありました。
日常の中でも、本当は喜ぶべきことなのに当然だと気づかなかったり、他人と比べてガッカリしているようなことがあったと思います。
そして、今回一番「気づいた」と感じたのは、やり直してまた始めれば良いということ。
二角取りは、手詰まりで終わってもまた始まられる。そして、頑張って続けていれば速く上がれる「可能性」が毎回ある。
ずっと一つの夢を追うのも大事かも知れないけど、一度リセットすることも大切。リセットした上で、現状をふまえて再チャレンジすれば良い。
私は、手詰まりになった事案にこだわらず、新しく始めようという気持ちになれました。誰にでも、何度でもやり直すチャンスはあるのです。
生きていることに感謝
平和であることに感謝
二角取りのおかげで、私は、これからも頑張ろうと、気持ちの切り替えが出来ました。
ナギは、昨年12月に7歳になりました
子どもは、就職2年目で家を離れてしまいました
山口の母は、入退院を繰り返しつつ頑張ってくれています
私は、とりあえず来年度もフルタイム勤務を続ける予定です
ブログをはじめて10年。昨年も、楽しみにしていたブログの幾つかが終わってしまい、淋しいと同時にこれまでの諸々に感謝の気持ちでいっぱいです。
私は、出来れば細々と続けていきたいと思っています。今年の目標は 月に一度 更新 です
皆さまにとって、今年が温かな希望溢れる子年でありますように。心を込めて。
J-J