今日は冬至になります。

 

冬至の今日は1年で夜が最も長く昼が短い日です。




 

冬至には「ん」のつくものを食べると「運」が呼びこめるといわれています。

 

今朝は「南瓜(なんきん)」を食べて「運」と栄養を付けました。

 

さて、昨日は今年最後の茶道のお稽古でした。

 

昨日の禅語は「本来無一文」でした。




 

「生きてきた時は何も持っておらず、死に行く時も何も持っていけない。

 

だから、物事に執着することはないのですよ!」という意味です。

 

自分が生きてきた歴史を思い返しても「執着」について悩んだことがありました。

 

あの時、本当に辛かったな・・・。

 

少なからず、今でも小さいことでの「執着」はあります。

 

「執着」を上手に手放すことで幸せをもっと感じることができることも

 

知ることはできましたが、まだまだ手放すために修行が足りないなと思っています。

 

昨日のお稽古の内容ですが、「卯の花手前」でした。

 

前回よりもスムーズにお手前はできましたが、いつの間にか変な癖がついていたり

 

自分流になってしまっていたところに気づけました。

 

やはり、定期的にプロにチェックしていただくことはどんな世界でも大切だなと思います。

 

私たちのお稽古の前のクラスでは、「クリスマス」をテーマにお茶会をされていたそうです。

 

テーマに合わせて、今回の主菓子は「聖樹」でした。




 

小さなお星様がとても可愛い!

 

一緒にお稽古をしている方が、「和敬点前」をされていたので次は学んでみたいお手前だなと

 

思ったのですが・・・元々の「和敬点前」の成り立ちを聞いたら躊躇しちゃいました・・・。

 

和敬点の誕生は、第二次世界大戦がきっかけ。

 

出撃を前に一服所望した戦友、飲んで出陣していった顔を忘れない、

 

その一碗を点てた時に平和への念願が生まれたと・・・。

 

その話を聞いてちょっと胸が苦しくなりました・・・。

 

今、正直、私は「第三次世界大戦」のような世の中だと感じています。

 

人口がどんどん減っているのは明らかです。

 

どんな世界になっていくのか・・・2023年が平和であって欲しいと強く感じています。

 

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