BL妄想です。
ご注意下さーい。

m side



















天は二物を与えず。


なんて、よく言うよ。




翔さんはいったい、いくつの許しを、
天から貰ってるんだろう?




ぷっくりとした唇は、
俺の 唇に 吸い 付くように
キスを くれ、



柔らかくて、優しい。
女の子ならイチコロだろう。




翔さんの歯で噛まれたいと言ってた
俺の願望通りに、



いまは、俺の下唇を 甘噛みしてくれる。




あっ……ゥ…ふぅっ……




腰の あたりが 疼 いて
身体の 中 心に、熱が…集まる。



何度も何度も  角度を変えながら
舌で、俺の口内 を 荒らしていく。


舌が 絡まりあい、
トロッ としたものが口 の端 から垂れていく



頭が痺れるよ……




息苦しくて、
そっと唇を放 して薄く目を開けると




射 抜くように俺を見つめる翔さんと、

目が合った。






俺に、安心感をくれる目。
いつも俺を、見守ってくれてた目…。




その目は、
今は男の 雄のように、ギラっと鋭くなって、俺の身体を 貫いている。







翔…、さん…… ぁっ…


クチュ……





唇を甘く 舐 められて、そのまま、


翔さんの口は…俺の 首を…吸っていく。





ん…… ンン… はぁ ……ぁ…



俺の口からは、
自分でも信じられないくらい



甘ったるい 声 が、漏 れた…。