Nサイド
ラグの上に2人で横向きになりテレビを見る。
背中に相葉さんの温もりを感じると、実は少し安心する。
相葉さんが見せてくれた動画は面白いって言うよりも、オレ達の過去動画を繋ぎ合わせた懐かしいもので
「ね、こん時さ、ほんとに危なかったよね」
「んー。」
いま流れてるのはVSん時のオレ達。
正月特番のゲームでセットがこっちに落ちてきた時、白い袴姿の相葉さんが、やっぱり白い袴を着たオレを庇って自分の腕の中にオレを包み込んだ。
「ほら、見てよ俺の勇姿、すごくない?あれ、無意識だかんね。」
「へーへー。」
頭上から聞こえる相葉さんの声は
オレの背中を通して振動し、なんだか自分の声までビブラートされるようだ。
「ちょっ、ありがとうとか言っても良くない?」
「ありがとうございまーす(棒読み)」
「あのなー」
相葉さんの語気が強まって
伸ばされた指先に顎を掬われ後ろに向かされると
「そんな悪い口は、俺が浄化してやろーか」
「…ん、…っ」
オレの返事を待たずに
その柔らかな唇に塞がれた。
当てるだけじゃないキス( •ɞ•)
お互いに『その気』なのが見え見えだぞ♡
や、よく見ると下の方も当てがってru…(*´д`*)ハァ
この写真を載せたくて書いたお話( ´艸`)