【読書121】:王様の速読術 | 読書で人生武者修行(改)

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王様の速読術/斉藤 英治
満月満月満月半月新月(3.5点/5点中)
¥1,500 Amazon.co.jp

現在、本は通勤電車内でしか読んでいません。

電車に乗っている時間は往復で40分です電車

ページ数にもよりますが、だいたい1冊読むのに3日ぐらいかかります。

これを短縮できないものかと僕はあえて手を出さないでおいた

速読の本についに手を出しましたにひひ


それでは、付箋箇所中心に抜粋していきますロケット

この本は明るい国(アカルイコク)の国王が

暗い国(クライコク)のスパイに速読や

効率のいい時間の使い方を伝授する形で話が進みます。

本(書籍)は家来という位置づけですが、

抜粋時は家来ではなく、「本」という言葉を使います。


第1章:ワシには30分しかないのじゃ!

●本は情報を1つのパッケージにしてまとめているので、

 自分の脳にインプットするには最善のツールとして完成されている。

●本をたくさん読むことはたくさんの優れた人たちと、

 時代や空間を超越して知的な世界を共有できる。

●本を読むことが目的ではない。読書は情報を得て、それを

 知識として身につけることが目的である。

●速読は大事だが、いたずらに速度を上げても役には立たない。

 速度だけにこだわれば、十分な知識を得るという目標から遠ざかってしまう。

●いきなり最速で本が読めるような魔法の杖はない。

 どんなことでも、最初の一歩が肝心だである。まずは挑戦してみる。



第2章:30分で1冊を読破

●本と付き合う時間を30分と決める。

●30分の速読時間を3段階に分けて考える。

 ①プレビューを5分間行う。

 ②5分間で全頁を写真読みしていく。

 ③残りの20分でスキミング法で読んでいく。

●プレビューの5分間

 本を読む目的をはっきりさせる。5分で出来ることは案外多い。

 表紙・帯・表紙裏を見る(キーになる言葉を見分ける)

 まえがき・あとがきを読む(著者のメッセージが簡潔に書いている)

 目次を見る(著者の意図のもとに並べられている)目次は丁寧に。

 残り時間で、パラパラとめくり図表・写真などをみておく。

●写真読み(5分)

 見開きを2秒で全てのページをチェックする。

 パッパッと眺めていく。ひたすら2秒でページをめくる。

 どこが大事そうか見当をつける。

●スイミング法(20分)重要な2割を読んで8割を獲得する。

 スキミングとは「さっとすくい取る」「ざっと読みとる」という意味。

 大切な事は2割を読んで8割を捨てるということ。

 今度はゆっくりめくりながら、写真読みで気になったところをゆっくり読む。

 鳥のように高い位置から眺めているイメージで、気になった部分は

 低空飛行してクローズアップする。また上空へ上がり、気になれば、

 低空飛行する。

●平等主義より、公平主義

 一字一句平等に読んでいたら、時間の無駄。メリハリがないため

 価値ある部分も通り過ぎてしまう。

●①と②で全体をつかみ、③で細部に入り、重要なところを全体の2割読んで

 8割の情報をつかむ。必要であればこのサイクルを繰り返すと60分あれば

 同じ本を2回読める。2回目以降は②を飛ばしてもよい。


第3章:目的別に速読術を使いこなすコツ           

●専門書は「ギネス三段ロケット法」

 プレビュー5分、スキミング15分、記憶学習法40分。

 プレビューとスキミングが速読術で、記憶学習法とは、

 そこに書かれた情報を知識として記憶し、理解・暗記すること。

●試験に備える

 プレビュー10%、全文熟読60%、復習30%。


第4章:錬金術でアウトプットしよう

●読んだだけで満足してはダメ。

 1冊の本を30分で読み、獲得した知識を活用して

 想像的にアウトプットすることが最終的な目標である。

●3つの知性を働かせる

 IQ(知能指数・左脳的)EQ(心の知能指数・右脳的)に加えて

 SQ(英知指数・IQ,EQの根底にあるもの)

 読書は目的が大事、その目的とはどこからくるのか?

 人間の究極の目的や価値の探求はわたしたち全体の知的レベル向上、

 または変化に合わせて次々と明確になっている。

 速読術により、たくさん本を読み、良質な知識を得て、

 アウトプットしていくことがSQを高めることになる。

●多くの本に接していい本を選ぶコツを知ろう。

●早食い・大食いは身にならない

 スピードに溺れてはいけない。たとえ一流のシェフの料理でも

 早食いしたり、過剰に摂取するのはよくない。

 ということで、情報も同じで脳が整理できる範囲を超えて吸収しない。

 睡眠や休息で脳を休めることも重要である。

●すばやく知識を入れて、すばやく発想し、形にして残す

 ・思いついたら箇条書き

 ・ノート、メモに書く

 ・図解して整理する

 ・思いついたことはテープやICレコーダーに吹き込む

 ・友達に話す

 ・イラストにしてみる

●「試してみます。」「面白そうですね」と言った人が

 本当にやる確率は低い。

 人間は新しいことにすぐ飛びつく一方、古くて慣れたやり方に

 なじみすぎ、そこから離れられない面を持っている。

●新しい試みが続かないのは、自分の目的ときちんとリンクしていないから。


第5章:大王様への道

●キーワードだけを読むのがスピードを上げるコツである。

 拾い読み、斜め読み、と速読は違う。

●文章をパターン認識する。

 ①経験共有型:著者の経験を読者に伝える。

 ②質疑応答型:問題提起が先にあり、それに答えていく。

 ③情報提示型:ある情報を詳細に伝える。

 ④意見証明型:著者の意見、主張とその根拠を伝える。

 ⑤技術証明型:先に結論ありき。その後に結論に至った過程や理由を述べる。

●自分の読みたい本、一度読んだ本で実際30分速読をやってみる。

●拘束知識発信の良循環サイクル

 速読術→速考術→速書術→速発術



以上です!

「やろう」というより「やれるかな?」という感情が先に出てきてしまう。


本書でも書いている通り今までの読み方(古い習慣)を

変えて、読書ができるのか?

30分で大丈夫か?不安がよぎる。


まず、プレビューだけでもやり続けて、

読む前に目的や概要を掴むようにはしていきたい。

(今までは目次も読まずに最初から通読していたから)


やらないと始まらないし、

やらないと今までと何ら変わりがないし、

やらないとこの本を読んだ時間が無駄になる。


速読術が身につくかはわからないが、

エッセンスは十分理解できる内容である。

速読に興味のある方はぜひ、ご一読を!


最後までお読み下さり、ありがとうございました走る本

 


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