授業は入試とかぶらない限り、息子は参加していました。内容は総復習的なものなので、直前期には受講するべきだと思います。入試と被って受講できない場合でもプリントは自宅でやった方がいいです。
なお、宿題の負担は相当軽いです。これがまた「何をやればいいのかわからない」という悩みに拍車をかけるのですが。笑
1月の家庭学習の基本方針
このように時間はあったのですが、サピからの指示で「冬休みが明けたらもう新しいものには手を出さないこと」というものがありました。
要するに、この時期はもう「弱点克服」「難問対応力向上」「新しい知識の習得」の時期は過ぎ、「基礎力の点検」「これまでの復習」「既に持っている知識の維持」に力を入れろということです。
これは私も正しいと思うので、家庭学習はこれまでの復習をメインにすることとしました。
とはいえ、息子は復習が嫌いです。特に「絶対できる」と自分で思っているものを息子に繰り返させるのは、まず不可能です。テンションが下がります。なので、ちょくちょく復習でない取り組みも入れないと、モチベーションがキープできないと思い、多少は新しいものも組み込みました。
以下では、この時期科目毎に何を復習したか、新たに取り組んだものは何かについてまとめます。
算数の復習
サピの志望校対策プリント
土特の開成プリント
SSの開成プリント
SSの算数思考力プリント
冬期講習・正月特訓の開成プリント
筑駒プリント
なお、いずれも初見時に間違ったものだけです。これまでの経験上、初見時にできたものはその後にやってもできることは確実でしたので、除外しています。
息子の場合、算数は比較的得意でしたので、初見時に間違ったものだけに限定すると、そこまで膨大な時間はかかりませんでした。
開成・筑駒の算数過去問
開成・筑駒の算数過去問は、既に冬休みまでに間違ったもののみの2回目は終了していました。
ただ、私は開成・筑駒の算数は解答センスが大事で、それは過去問をやることによってしか磨けないという持論がありますので、直前の10日間くらい(渋幕1次後くらい)で、初見でできたものも含めてテスト形式で再度取り組みました。筑駒・開成の過去問を1日おきに交互に各5年分やりました。
どの年度をやるかですが、過去にできがイマイチだったものをメインにしました。過去の点数と比べてかなりアップしていることを確認して、いいイメージで本番に臨めるようにするためです。
なお、開成の算数は先輩方のアドバイスもあり制限時間を45分に短縮して取り組みました。筑駒は40分という時間感覚が大事と思いましたので、40分のままです。
さすがに何回か目なので、点数は良好で、自信を付けるためにも良かったです。
なお、直前期に開成の算数過去問に45分で取り組んでいたことで、本番は結構時間的な余裕ができたらしいです。
筑駒の本番も算数の時間配分は完璧だったということです。
なお、渋幕と聖光については、過去問の相性も良好であまり不安がなかったこともあり、直前期に過去問の復習はしなかったです。
算数で直前期に新たに取り組んだもの
土特の聖光プリント
これは6年秋の土特でもらってきていたものですが、授業内ではあまり取り扱われず、特にやるように指示もされていなかったので、ほぼまるまる残っていました。
我が家は全然やる予定はなかったのですが、以前も書いたとおり渋幕受験後に急に聖光を受験することなったので、急遽取り組むこととしました。
聖光プリントは比較的オーソドックスな出題ですが、難易度が相応に高い問題が多く、筑駒・開成を志望する算数得意な子が直前期やるなら手頃です。
復習ではなく、初見問題だったので、息子も喜んで取り組んでいました。
中数増刊号:有名進学塾の算数模試
息子の中数への信頼度は高く、中数の増刊号は積極的にやりたがりました。そこで、直前期にもしやることがなくなったらやろうと思い、秋に購入して寝かせておいた上記が役に立ちました。
これは中学入試の過去問が出典ではなく、サピを含めた進学塾の先生方が模試形式で作成した問題集です。
解答用紙の紙も綴じ込まれており、想定合格点も記載されているので、本番のように取り組むことができます。
想定合格点は最難関受験生でも60%や65%とされているので、本番並の難度です。でもこの合格点を越えられると自信になります。
息子の場合ですが、あまり本当の直前期に難しすぎる初見問題はやらない方がいいかなと思い、冬期講習中から渋幕の入試くらいまでの間に活用しました。
灘中の2022年入試
これは迷ったのですが、息子がやりたがったこともあり時間を計って取り組みました。結果の統計も知りたかったので、灘中入試の合格発表後に取り組みました。
開成・筑駒受験者で灘中を受験している者もそれなりの人数がいると思いましたので、仮に灘中で出題された論点がそのまま開成・筑駒で出題されるようなことがあるとイヤだな、と思ったこと、また純粋に灘中の問題は勉強になる、ということも取り組んだ理由です。
あくまで自宅で取り組んだため参考値ですが、息子は1日目、2日目とも合格者平均を越えることができ、弾みを付けられたように思います。
ちなみに灘の国語と理科は筑駒・開成とあまりに傾向が違うので直前期には取り組んでいません。
長くなりましたので、国理社についてはまた次回。
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A3プリンタ導入のススメ
↓これまでに書いた低学年~5年生くらいまでに使用した家庭学習用問題集に関する記事です。
5年生で取り組んだ問題集 算数編
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