中学受験総括記事の続きです
これまでの記事はこちら↓
中学受験総括⑥-6年開始から夏休み前まで(1週間スケジュール)
中学受験総括⑫-6年9月から12月(必須の模試と他塾模試の必要性)
直前期(1月)の学習
国語の復習
サピの志望校対策プリント
筑駒プリント
国語は筑駒の詩がやや不安だったので、秋に配布されたサピの筑駒プリントは問題をピックアップして解き直しをしました。
開成プリントは復習していません。開成向けの演習は、冬季講習・正月特訓で嫌になるほどやっているので、まあいいかという判断です。
開成・筑駒の国語過去問
算数と同じく本番の時間感覚を掴ませたかったので、渋幕1次後の10日間で、既にやった開成と筑駒の過去問を各5年分、時間を計って取り組みました。
年度の選択は、算数と同様できがイマイチだったものをピックアップしてやりました。「秋に比べてこんなに書けるようになったじゃん!」と褒めるためです。まあ冷静な息子は「いやでも2回目だから」と言っていましたが。笑
漢字の要
漢字は得意だったので、あまり不安感はなかったのですが、一応「漢字の要」の中で、いままで間違えたことがあるものに限定して書き取りはしました。
国語で直前期に新たに取り組んだもの
サピから年末くらいに配布された「入試注目文章」の冊子は読んで問題も一応やりました。
あとは渋幕対策として、言葉ナビ下巻の文学史は一応暗記しました。文学史は、江戸時代までは社会の歴史の知識とも被るので、主に近現代の作家の知識ですね。ただ筑駒・開成では出ないので、あまり深追いする必要はないと思います。
理科の復習
サピのプリント
開成プリント(SS・冬期講習)
難関校プリント
サピのプリントは初見で間違えたものだけ復習をしました。
コアプラス理科
コアプラスはイヤになるほどやりました。1月だけで3回転くらいはしたと思います。
ただ、息子のコアプラスは今までテストなどで不足していた知識を書き込んだりしたものなので、オリジナルコアプラスと言っていいものになっています。このように、理社については「最後はこれだけ見ておけばOK」というものを地道に用意しておくのは大切だと思います。新6年から是非スタートして下さい。
サピ配布の生物知識カード
サピで配布された生物カードも何回転もしました。あれは知識が詰まっていてとても重宝しますので、完璧に暗記するべきだと思います。なぜ直前になって配布されるのかはよく分かりません。夏くらいに配ってくれればいいのにと思います。
筑駒過去問
筑駒の理科の過去問については、力学以外は間違えたもののみ復習しました。
力学については15年くらい前のものから、制限時間15分で再度取り組みました(一回目は既に終わってました)。筑駒の理科は力学以外は比較的平易なのでさほど不安はなかったのですが、よりアドバンテージを取りにいくため、自宅で筑駒力学特訓をする感じですね。
1月に余裕があったからできたことだと思います。塾では筑駒の理科は物理(力学・電気)だけで試験中に20分時間を取れるようにと指導されます。つまり、力学だけでも復習とセットで1問20分はかかります。解説を読んで理解するのに時間がかかる時はもっとかかります。そうすると15年分やるのに合計5時間以上はかかります。
今年は力学が例年より易しめだったおかげもありますが、この力学特訓の成果は本番でも出せたようです。
開成過去問
開成の理科は比較的平易なので、基本的に全体を解き直すことはせず、間違えた問題のみ解き直しをしました。
開成対策はサピでもうお腹いっぱいになるほどやっているはずなので、筑駒の特に力学に注力した感じです。
理科で直前期に新たに取り組んだもの
合格トレイン
この合格トレイン計算問題は、以前からちょこちょこ使ってきたものですが、まだやっていない問題がそこそこ残っていました。
正直筑駒・開成対策としては必要ないと思っていましたが、息子が初見の問題もやりたいと言うので、この問題集を思い出し、やっていないところだけ取り組みました。理科の計算問題でケアレスミスが多いので、その対策、という意味合いはあったかなと思います。
社会の復習
暗記系
データバンク(夏期講習で配布)
日本国憲法(公民スタート時に配布)
年号カード(サピで配布)
時事カード(サピックス重大ニュースの付録)
間違いノート
上記は入試前日に繰り返しました。ほぼ完璧に覚えていたので、繰り替えさなくてもいいかなとも思ったのですが、入試前日は安心のためひととおりやるものとしていました。
間違いノートはこれまでの演習で記憶していなかった知識をまとめていったものです。基本的にはこれを見れば社会はOK、というものとして本人が作っていたものです。
既習の過去問の取扱い
社会に関しては、一度やった過去問やプリントの解き直しはしていません。すべて間違いノートに書いてあるので、それを見れば自動的に復習になるという感じでした。
社会で直前期に新たに取り組んだもの
筑駒・開成の過去問
既に10年分は終わっていたのですが、やるものがなくなってしまったため、それより昔のものに取り組みました。それぞれ3年分くらいずつでしょうか。
時事問題と地理のデータを問うものは除外する必要があったので、少々手間でしたが、まあ問題形式に慣れるなどの多少の意味はあったと思います。
筑附・学芸大竹早の過去問
筑駒の社会対策として、学習指導要綱に縛られている他の国立中の入試問題は多少役に立つかもしれないという話を聞いて取り組みました。
意味があったかどうかといえば、どうかなあという感じではあります。筑駒のような問題では全くないですが、他にやるものがなかったので苦肉の策です。なお、筑附の社会は問題数が少ないので、さほど負担はありませんでした。竹早の方はちょっと面倒そうでしたが、「全て選べ問題」があるので、多少の役には立ったかもしれません。
まあ社会についても、開成対策はサピで十分なので、家庭ではどちらかというと筑駒対策に注力した感じですね。
次回以降は書き残したことについてQA方式で書いていこうと思います。
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↓これまでに書いた低学年~5年生くらいまでに使用した家庭学習用問題集に関する記事です。
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