中学受験総括⑱(最終回)ー中学受験 思い付きメモ | 2022中学受験(息子)と2027中学受験(姪) -A stitch in time saves nine-

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2022中学受験を終了した男子を持つ父のブログ
淡々と息子の学習(主にテスト)の記録をつけていたブログです。
息子は開成・筑駒をはじめ受験校全てに合格しました。
現在は2027年組の姪っこの中学受験アドバイザーです。

中学受験総括記事の続きです

 

これまでの記事はこちら↓

中学受験総括①-項目の検討と前書き

中学受験総括②-開始時期と塾・校舎選び

中学受験総括③-塾の掛け持ちについて

中学受験総括④-6年開始から夏休み前まで(算数)

中学受験総括⑤-6年開始から夏休み前まで(国理社)

中学受験総括⑥-6年開始から夏休み前まで(1週間スケジュール)

中学受験総括⑦-6年夏休み

中学受験総括⑧-6年9月から12月(1週間スケジュール)

中学受験総括⑨-6年9月から12月(サンデーサピックス)

中学受験総括⑩-6年9月から12月(過去問)

中学受験総括⑪-6年9月から12月(平常・土特)

中学受験総括⑫-6年9月から12月(必須の模試と他塾模試の必要性)

中学受験総括⑬-6年冬期講習・正月特訓

 
さて、前回までで中学受験開始から入試前日までの話をようやく書き終わりました。
 
最後に、私が息子の受験生活において注意していたこと、振り返って思うことを列挙していきます。
 
今までの記事のどこかで触れているものも多いです。もしもっと詳しく書いて欲しい項目があるなどのご要望がありましたら、コメント欄やメッセージでお知らせ下さい(取り上げさせて頂くかはお約束できませんが)。
 
ちなみに息子というn=1のサンプルを前提とした完全に個人的な見解ですし、学習面は主に筑駒・開成を目指す男子向きのものですので、全ての受験生・保護者に当てはまるものではないと思います。ご留意下さい。
 
生活全般
-保護者オススメ本は本棚に置いておく、しかし読む読まないは自由
-社会の仕組みへの興味を持たせる働きかけは重要
-自然の成り立ちへの興味を持たせる働きかけは重要
-適度な息抜きは学習の集中力・継続力を増す
-好きな習い事・スポーツはギリギリまで止めない
-睡眠時間は勉強時間より大切
-小学校生活は手を抜かず、楽しませる
 
塾選び
-サピ1強時代の今はサピがファーストチョイス
-遠くの大規模校より近くの中小規模校
-他の塾のアオリは気にしない
-大手塾掛け持ちはNG
-タダより高いものはない
 
学習全般
-継続は力
-字を丁寧に書かせる努力をする
-ケアレスミスはゼロにはならないが、なくす努力は続ける
-終わったことは仕方ない、復習して前を向く
-良い結果の時こそ兜の緒を締める
-無駄を徹底的に省く/過ぎたるは及ばざるが如し
 
家庭学習
-家庭学習で迷ったらサピの先生にすぐ相談
ー教材管理は保護者の仕事。子供に任せるとカオス
-学習計画作成は極めて重要、但し本人参加で
ー特に6年後半は弱点を1番把握しているのは親ではなく本人。計画は本人の意見を重視
ー学習計画にはバッファが必要
ー学習計画に固執しない。柔軟に変更
ープラスアルファの学習は独善に陥らない
 
算数全般
-算数の力は一日にしてならず
ー低学年時に計算力をつける
-計算式を書くことを強要しない。頭の中で解ける子供の力を信じる
-6年夏休みまでは時間無制限で難問に立ち向かうことも大切
-筑駒開成狙いなら算数先取りは吉
-算数先取り前提でも6年夏に追いつかれたつもりで走り続ける
ー灘の算数は最高峰、できると良いができなくても筑駒開成で算数の合格点は取れる
ー困った時の東京出版
 
国語全般
-国語の力も一日にしてならず。算数のみにかまけない
-国語の記述は書く前に方法論を確認、確認したらとにかく山ほど書く
ー「徹底攻略」シリーズはオススメ
-記述問題を空欄にするのは論外
-読書量は国語力をサポートする
 
理社全般
ー理社はサピと過去問だけでほぼOK
-理社の先取りは不要。但し興味をもたせるように小さい頃から働きかけ
-理社の知識は6年生の1年間で直前に見るマテリアルに集約
 
過去問全般
ー可能ならカキシ後から志望校過去問スタート
-過去問の繰り返しで志望校向け解答センスを磨く
-直前期の過去問2回目は有効
 
開成対策
-サピSS・冬期講習・正月特訓・過去問を完璧にすればOK
-直前期の算数過去問の時間短縮実施は有効
-国語字数制限有りに変化。長文盛り込み型は不可
-社会東京問題は出ないこともある。深追いしない
-社会はオタクには有利な出題。攻めの科目
-理科は灘レベルの計算問題はなく平易。守りの科目
 
筑駒対策
-6年前期面談で所属サピ校舎の筑駒対策を確認
-6年後期面談でまだなら算国筑駒対策プリント配布をサピに相談
-4科均等配点であることを再確認。苦手科目1つで△、2つで×
-算数過去問は重要。昔のものから全部やる
-国語の詩の対策はほどほどに。皆できない
-理科の物理は強力な武器になる。対策は過去問15年分繰り返し
-社会は意外と点差がつく。あやふやな知識はNG
 
聖光対策
-聖光算数を舐めてはいけない。特に速さ。
-今年は問題傾向が変化。但し筑駒・開成対策で対応可
-国理社はオーソドックスで、サピ&過去問をこなせば特殊な対応不要
 
渋幕対策
-算数は図形を得意にすると有利。「図形の必勝手筋」は有効
-2次の算数作図はサピで渋幕プリントをもらうこと
-国語文学史は深追いしない
-旧仮名遣いの文学作品の読書経験は有効
-理科の現場思考系問題は答えがそこに書いてあるボーナス問題
-社会記述はSSのB問題と過去問の対策でOK
 
 
志望校関係
-志望校の説明会・文化祭は5年生までにできるだけ
-全ての志望校にポジティブな印象を持たせる
-志望校選びは本人の意向を尊重する
-親子とも志望校を周囲に決して言わない
-志望校・志望度が直前に変わることを想定して準備
-灘受験はリスクあり。本人の強い意思がある場合のみ
 
保護者の心構え全般
-親の受験ではない。子供の受験をサポートするポジション
-結果ではなく、過程を褒める
ー指示・命令ではなく提案・勧誘
-保護者は志望校の問題傾向を早めに把握
ー過去問は保護者が解いてみるとなおよい
ー教えない勇気、待てる忍耐力が時として必要
-感情的になったら負けのゲーム。注意するときは時間をおいてから
-親はモチベーター。子供を乗せてナンボ
-中学受験にハマりすぎない。客観的視点を持つ
-子供に期待しすぎない。期待しすぎは怒りの元
-子供と受験勉強以外の楽しい話題・時間を持つ
-子供に友達の成績・クラス・志望校を聞かない
-中学受験は子供との絆を深める。親子で一緒に成長できる貴重な経験
 
 
とりあえず以上です。思い付くまま書いていったら思いのほかたくさん出てきてしまいました。順番も支離滅裂ですみません。
 
上にも書きましたが、もっと説明して欲しい、というものがあればお知らせください。
また思い付いたら追加するかもしれません。
 
 
さて、これで長かった中学受験総括シリーズは一旦終了とさせて頂きます。お付き合い頂きありがとうございました。
 
以前もお伝えしたとおり、今後息子の中学生活の記事などは一切書く予定はありません。
 
おそらく趣味として、これまでどおり中学受験全般に関する思い付きや分析的な記事を書いていこうかなと思っています。
 
今後もよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

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↓これまでに書いた低学年~5年生くらいまでに使用した家庭学習用問題集に関する記事です。

 

5年生で取り組んだ問題集 算数編

 
 
 
 
 
 
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