スライダーズおやじ -2335ページ目

 ポーラー・エクスプレス/3D版

土曜日は小2の末っ子と例のポケモンの勉強会に行ってきました。
会場は東京タワーです。6体見せ合い3体シングル総当り大会は勝率5割、ダブルはやりませんでした。この日の僕のパは、分身ミルタンク、メロメロラグラージ、めざ虫アーマルド、めざ霊ヘラクロス、色違いリザードン、太鼓カビゴンでした。リザとカビは本戦では見せるだけで一度も使いませんでした。(個人的日誌・・・)

末っ子は岡山から来ていた小4の子と草試合のダブルをやり、なかなかいいバトルだったようです。今回はうちの末っ子が勝ちましたが、岡山といえば今年の全国チャンピオンのお膝元。将来、いいライバルになるかもしれませんね。

早くもニンテンドーDSを持っている人が何人かいました。僕も少し触らせてもらったのですが、やっぱ気恥ずかしいくらいでかいです。また、ポケモンダッシュも面白くなかった・・・。
次期バージョンのポケモンダイヤモンド&パールはDS用ということですし、これはおやじトレーナー引退かなあ、なんて思ってしまいました。
僕がポケモンをはじめたのは、SPが出たおかげなのでした。

SPは一見PDAっぽいからカムフラージュができたんですよね。僕は人前では絶対に両手でプレイしません。また、自宅で1人でやっていても、音は出しません。
やっぱ、いいおやじが両手でゲーム機持って、画面を覗き込んでピコピコというのは・・・。こんな考え方、古いですかね(笑)


日曜日は一家で渋谷へ『ハウルの動く城』を観に行きました。前売り券を中古チケット屋で入手できたのはいいのですが、お目当ての回の30分前に映画館に行ったら、すでに長蛇の列。評判の悪い映画なのにびっくりです。
観るのをあきらめて本屋をぶらついたりして時間を潰し、夕方開店の居酒屋に行って帰ってきました。家族で居酒屋なんて初めてだったんですが、一品600円ほどでそれぞれ好きなものが少しづつ食べられるのでけっこうお得です。僕の飲み代を入れても、5人で7000円ほどでした。週末の夕方、まだ静かな時間帯なら、子どもの教育にもさほど悪くないでしょうし、今後は外食時の選択肢の一つに入れていこうと思います。


今朝の朝礼で、映画評論家として日本屈指の位置にいる、ある方のお話を伺ったのですが、今年の年末のおすすめ映画はポーラーエクスプレスで、ほかは特に語るものはないとのことでした。
ただしそのポーラーエクスプレスですが、普通の映画館でやっているものではなく、品川プリンスのところで実験的にやっている3D版のことです。
でも、これって宣伝してないですよね? Yahoo!ムービーや品川プリンスシネマもざっと確認してきましたが、ぜんぜん別バージョンやってるなんてことは書いてありません。通な話題で、さすがだなと思いました。

立体映画・・・これは僕も今までにいくつか見てきました。古くはキャプテンEO、最近ではスパイキッズ3とか。でも、いずれも最初から最後まで、違和感の中から抜け出せませんでした。目も痛くなるし。

でも、このポーラーエクスプレスは、これらと根本的に違います。
それは全編3Dの『CGアニメーション』という点です。
実写の擬似3Dの撮影方法は、簡単に言うとカメラを2台に設置し、左右の目にそれぞれの映像を映し出すことで奥行きを出すわけですが、CGの場合はカメラはどこにでも置く事ができますから、カメラワークは後からでも自由自在。
観客側の視神経にかかる3D処理の負荷をうまく取り除くことができるなら、これって、神様のごとく自由な視点といえますよね。
映像プロダクションの人間は、一度は観るべきだといっておりました。


今日の朝食は『豚のしょうが焼き定食』でした。ちなみに弁当は、しょうが焼きとエビフライでした。ひょっとしてうちの細君は、このblogの存在を知っていて、何かを狙っているのでしょうか? ・・・いや、そんなことがあるわけがない(汗)

今日は久しぶりにスライダーズを聴きながら出社しました。

 ピカチュウ 

最近、我が家ではなぞなぞが流行っています。
「九月になると骨になる人、だーれだ?」
これ、わかりますか? もしよかったら考えてみてください。

末っ子の考えたなぞなぞは超難問です。いまだに考え中なのがこれ。
「『ヘホ茶、』という看板があるお店があります。この看板なーんだ?」
・・・さっぱりわかりません(笑)

今週一週間は祝日がなかったせいもあり、すごく長く感じました。
細君にそういうと、若いってことだねと言われましたが、朝食『うな丼』のおかげで胸焼け。胃腸薬を服用しました。
最近は頻繁にこういうことがあります。やっぱりトシなんですかね。
昼のお弁当のおかずはでかいミートボール2個と鶏のタツタ揚げが3個! なかなか期待される人間像のようです(爆)

昨夜は読む本がなかったので、ポケモンに力を注ぎました。
我が家ではポケモンを子どもたちの教育の柱にしています・・・っていったらオーバーですけど、普通に言うところの「勉強しなさい!」は僕の場合、「ポケモンしなさい!」です(笑)
うちの子どもたちは3人とも、ポケモンで文字を覚えました。
ポケモンは子供の教育に効果がある という調査結果もありますのでご参考に。

ちなみに僕自身もポケモンをかなり本気でやってます。
ここ1年半くらいの間、子どもといっしょに月イチで10~40人規模の勉強会みたいなものに参加していて、今年の夏に行われた公式大会では、我が家の子どものうち2人がブロックベスト8、1人がベスト16に残っています。
実は僕も出たのですが、最終予選で落ちました。
その勉強会がまた明日に迫ってきました。

ポケモンで強くなるには、戦術と読みといった勝負要素もありますが、パーティー(チーム)やワザの構成・バランスという全体要素に、事前の育成が複雑に絡んできます。また、プレーヤーには確率を瞬時に認知する力が求められ、突き詰めていくと数学になります。

なかでも僕が力を入れているのは、潜在能力の高いポケモンの見極めです。
野生で出現するピカチュウ一匹をとっても、強いやつと弱いやつがいて、その数なんと約268億通りの個体パターンが出現します。(ちなみに性別の差や、色の違いは含めていません)
また、タマゴから生まれたピカチュウにしか覚えられないワザ(ボルテッカーなど)があったり、ポケモンセンターなどで配られたものだけがおぼえているもの(フラフラダンスを覚えたピカチュウ、なみのりピカチュウ、ねがいごとピカチュウ、そらをとぶピカチュウ)それらも、それぞれに約268億通りのパターンが存在します。

素質のないピカチュウをいくら鍛え上げても、強いピカチュウを超えることはできませんし、また、せっかくの逸材も、育て方を間違えたら、強くはなりません。
能力が体力・攻撃力(殴りワザ等)・防御力・特殊攻撃力(電気ワザ等)・特殊防御力・素早さの6つに分かれていて、育成の仕方しだいで変わってきます。

あ・・・。これ以上は専門的になるのでやめておきましょう。つい熱くなってしまいました(笑)

なんか、今日は金曜日だというのに、実は・・・今週一回もスライダーズを聴いていません。
朝、家を出るときにウォークマンを持ってくるのを忘れるためです。
このままではこのblogの意義が・・・(汗)
ポケモンは、毎日触らない日がないというくらいなんですけど。
気が付けばピカチュウ体型、なんてことになったらどうしよう(もうなってる?)

習慣を変えるのは大変ですね。

 今際の際に読みたい本

昨夜、宮部みゆきの『誰か』を読み終わりました。
腑抜けたサスペンスみたいで派手さはないけれど、読み終わってみればなかなか面白かったです。

企業トップのおかかえ運転手が自転車にひき逃げされ、その娘姉妹の葛藤をベースに話しが展開します。といっても、犯罪者を追い詰めるようなストーリーではなく、純粋な姉妹モノです。
作家さんが女性ということで、女性キャラクターの心情や輪郭がとても細かく描写されていて、へーっと感心します(笑)
また、最後の30ページくらいは、畳みかけるようにストーリーが展開・収束していき、ドミノ倒しのような爽快感もありました。


そういえば僕が22歳の頃、友達がこんな感じの本を貸してくれました。
タイトルもストーリーもぜんぜん記憶に残っていないので、おそらく表装が似ていたのでしょうか。
大人の恋愛ものだったか、不倫ものみたいな感じだったかな。

その頃、ガンで入院していた上司の見舞いに行きました。おそらく当時で45歳くらいだったとおもいます。
数年前からガンの宣告を受けいれていた彼は、人生の終わりを迎える病床にあっても、実に堂々たる大人でした。

見舞いが買えなかった僕は、友人から借りたその本をあげてしまいました。
そしたら彼は大変喜んでくれました。

他の見舞い客は「禅」とか、「哲学モノ」、「歴史モノ」といった、固いものしか持ってこない。こういう本が読みたかったんだ。お前は偉い。と。

なんか、僕はそのとき、「限られた時間の中、こんな本を持っていったら一蹴されちゃうかな」とびくびくしていたので、彼の垂下がった目尻を見てうれしくなるとともに、人間っていいなあと思いました。

・・・あ、その本の持ち主は、部長とも面識があったため、いっしょに喜んでくれましたので、ご心配なく。


まあ、そんな感じで、昨日読み終えた作品も、いい感じです。
なんといっても、自転車事故がベースですし、性悪な人間ってのが出てこないのがいいです。
読後感がよく、リフレッシュに適した秀作ですので、なんかのときのためにキープしておいていただくといいかもしれません。