簡単にストーリーを書くと、要は過去にタイムトリップできる能力者が、その生涯を何に生きるのかというものでした。

過去にタイムトリップできるから何度も何度もやり直しが効く人生。
現実離れしているけれども、タイムトリップをする主人公の目的が何とも心惹かれたのです。

その家系の男性は皆、タイムトリップが出来る。
ある者はお金に、ある者は読書に、ある者は・・・。

あまり書くとネタバレになってしまうので、ストーリーは書きませんが、
それでもブログの記事として書くのは自己満足なのかもしれません。

「一日が終わったら、タイムトリップしてもう一度その日をやり直す。そうすれば人生の素晴らしさが良く分かる」そんな台詞。
能力者の家系に産まれた主人公の父親が、主人公に伝えた言葉でした。

確かに、劇中、１回目のその日いち日と、２回目のその日いち日の様子は全く違った。
笑顔になり、ユーモアに溢れた２回目を送る事が出来た。

当代表曰く
苦虫を潰したような顔をしても１日。笑顔で過ごしても１日。同じ１日ならば笑おう。


私が衝撃を受けたのは、その日いち日を２回味わう事を辞める主人公の姿でした。
あえて能力を使わない。そしてその日１日をより大事にする。
能力を使えば何度でも同じ人生をやり直せるのに、そうする事を辞め、分かっているからこそ、その日１日を大事に過ごす主人公の姿でした。

この映画、また観直したいとは思わないのですが、何かを考えるきっかけを私にくれた映画でした。

今日という日を生きる
それが人生を素敵にする

ご興味がある方は、是非観てみて下さい。

シックスセンス管理人

 

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原題 ： ABOUT TIME
出演者 ： ドーナル・グリーソン レイチェル・マクアダムス ビル・ナイ トム・ホランダー マーゴット・ロビー リンゼイ・ダンカン　
監督 ： 「ラブ・アクチュアリー」のリチャード・カーティス監督が、タイムトラベルを繰り返す青年が本当の愛や幸せとは何かに気づく姿を描いたロマンティックコメディ。イギリス南西部に住む青年ティムは自分に自信がなく、ずっと恋人ができずにいた。21歳の誕生日に、一家に生まれた男たちにはタイムトラベル能力があることを父親から知らされたティムは、恋人を得るためタイムトラベルを繰り返すようになり、やがて魅力的な女性メアリーと出会う ・・・。

作品データ
原題 About Time
製作年 2013年
製作国 イギリス
配給 シンカ、パルコ
上映時間 124分
映倫区分 G
オフィシャルサイト
http://abouttime-movie.jp