因縁とカルマを理解する 霊体の性質 | 見えない世界の真実が此処に®

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霊能力を生業としている方や、一般の方、霊媒体質の方のためのブログです。

人は死ぬと、みんな霊体になります。また、因縁やカルマには必ずと言って良い程霊体が関係して来ます。

霊…と聞くとひたすら怖い!というイメージですが、よくよく考えてみると霊体はもともと私達と同じ人間だった訳です。
彼らはどのような存在なのでしょうか。今日は霊体の特徴とその様子をお話してみたいと思います。



■霊体には肉体がありません。
…ということは、脳みそが無い。だから、新たに学ぶ事ができません。
生きていた時の記憶と思いだけを頼りに彷徨い続けます。霊体は思いと記憶だけの存在です。


■霊体は飲食ができません。
肉体がありませんので、食べる事や飲む事ができません。…というより飲食する必要がそもそもありません。
また、昼夜問わず飛び回っても一日中起きていても疲れることはありません。肉体が無いって便利ですね。


■霊体は彷徨い続けているうちに思いと記憶が薄れて行きます。
何故か。それは、輪廻転生を行う為です。
霊体は冷たい放射性物質とも呼べる冷気を発しており、この冷気は生きた人間にとって非常に有害であります。
しかし実は霊体にとっては必要なものです。霊体が放つ冷気は、生きていた頃の記憶を消す為のものなのです。
輪廻転生を行うには、生きていた時の記憶を0.1%未満にする必要があります。
通常なら100年~300年程の時間をかけて記憶のリセットが行われます。
記憶のリセットの過程では軽い思いや記憶ほど早く薄れて行き、心に強く刻まれた思いと記憶だけがなかなか消えずに残っていく事になります。


■霊体になると他の霊体がくっきり見えるようになります。
実際には、生きている人間と霊体どちらも大差なくハッキリと見えるようになるのです。
霊体は皆、死んだ時のグロテスクな姿です。正に貞子のような恐怖映画の姿そのものでしょう。
戦いで死んだ者は、首の飛んだ落ち武者の姿であったり、体中に矢を受け状態のまま戦い続けているし、火事で焼け死んだ者は火ダルマになりながら身体の焼け焦げる苦しみを味わい続け、水死すればその時の悲惨な姿で、水のなか溺れて漂い、助けを求め続けていたりもします。
死んでから何百年経っても同じ場所で、気づくまでそうしている訳です。
死んだばかりの霊体は、自分の事や姿はさておき、このような恐ろしい容貌の他の霊体を見て恐れおののいてしまいます。
(それ以外にも死んだ人間がおびえ続けるのには理由がありますが、詳しくはここでは控えさせて頂きます。)


■霊体は生きている人間の方がいい
怖くて仕方がない霊体は、化け物の姿をした他の霊体には近づきたくありません。
しかし通常生きている人間は誰も霊体に気づいてくれません。
だから、少しでも反応してくれる見える感じる聞こえる霊媒体質の人間に近づいて付き纏うのです。助けを請おうとするのです。


ここまでの霊体の特徴を踏まえて、以下をお読みいただきたいと思います。

 

 


例えば、あなたがラーメン好きの人だったとしますね。

寒い冬になると、アツアツのラーメンはご馳走です。
でも、食事制限をしなくてはならず、高カロリーなラーメンなんてとんでもない!状況だとします。

そんな時、目の前でラーメンを食べている人がいたらどんな思いになるでしょうか。

あなたの頭には、スープのコクも、弾力ある麺の触感も、食べ終えた後の満足感も記憶があり、リアルに思いだされます。

ズルズルと熱い麺をすする音。あああ、もうたまりません!

しかし、あなたは絶対に食べることができないのです。指をくわえてその様子を眺めているしかない。

羨ましいでしょうし、悔しいでしょう。恨めしいでしょう。
狂おしいほどに「食べたい!!!」と思いますよね。

ラーメンでは共感できない方は、大好きな食べ物で想像してみて下さいね。


 

…実はこれと同様の事が、霊体には四六時中起こっています。

日本では死んだ方の霊前に好きだったものをお供えする風習があります。
お酒が大好きだったお爺ちゃんには日本酒を。甘いお菓子が大好きだったおばあちゃんにはおはぎを。
毎朝、水と炊き立てのご飯を。季節の旬を。良い頂き物を。まずは仏前のご先祖様達に食べてもらう…。

しかし、おじいちゃんおばあちゃん達は美味しそうな食べ物を目の前にしても食べる事ができないのです。

私達は死んだ人を敬い慰めるためと信じて供物を贈っているのですが、残念なことにこれは見えない世界を何も知らない人が作った間違った風習なのです。


霊体は肉体が無いので飲食する必要はありません。本来なら苦しむ必要もないのです。なのに、生きている人間の行いにより、惑わされ苦しめられているのが実態です。

結果として
「どうにかして食べたい!」
「あの満足感をまた味わいたい!!」
このような思いに強く囚われた記憶の存在になってしまうのです。

「食べたい」という思いに囚われている霊体は、ずっと「食べたいけど食べられない」苦しみを味わい続けることになります。

新たに学ぶ事ができないから、そこから脱する事ができない。
生きていた時の記憶だけを頼りに、堂々巡りの思いを募らせるだけなのです。

また、生きている人間が行う誘惑のせいで「食べたい」思いをなかなか忘れることができません。

記憶のリセットができず、苦しみの思いのまま長い長い年月を彷徨う…。

やがて、霊体は食べる為の方法についてこんな風に思うのかもしれません。

「そういえば昔聞いた事がある。生きている人間に霊が憑りついて身体を乗っ取るという話を。」

霊体は考える間も無く試してみる。するとなんと?!食べることに成功してしまったのです。

これはいい!と、霊体は手当り次第の人間に同じことを繰り返すうちに操りやすい人間(霊媒体質の人間)を見つけ出し、その者ばかりに付き纏って憑依を繰り返すようになってしまいました…。


 

この例は因縁やカルマではありませんが、霊体から受ける憑依とは霊体の特性によって起こっている事がわかると思います。つまり因縁やカルマ…もそうなのです。

師である優愛代表はこういわれます。
「死後の世界は、生きているこの世界の延長線上である」…と。

生きているこの現実の世界には法や警察や倫理や常識というものがあり、人間の欲が暴走するのをセーブしています。
しかし、死後の世界は無法地帯です。

霊体は肉体は無いけれども、生きていた時の感情も欲望も快楽も覚えています。

私たちは遠く近い将来(死後)、あの世で欲望を露わにした霊体(人間)達の驚愕の姿を見ることになるのかもしれませんね。

 

界見

 

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