黄金色の糸。
そして、首狩り用のような鎌を持つ死神。
死神はまさしく人が死ぬ時にいるように感じるかもしれませんが…… それはある意味、真実です。
彼らは、肉体から霊体が飛び出すのを待ち、肉体の臍の緒から飛びしている黄金色の糸を探し回っています。
死神。
彼らの役目は、その黄金色の糸を切ること。
切られたら、幽体が肉体に戻ることは出来なくなります。
幽体離脱とは、霊体が肉体から出ることです。
無意識に自ら肉体から出る場合と、
他の霊体に憑依され追い出されてしまう場合と、
過去から来る怨霊から追い出されてしまう場合と、
魔物などから引きづり出されてしまう場合と……
いろいろあります。
なぜ、幽体離脱が危険なのかは…… この死神が存在しているからです。
切られたら、終わりです。
私もかつて幽体離脱し、空を飛んでいましたが、確かに気持ちが良く、ピーターパンにでもなったかのような感覚で、素晴らしいものです。
しかし、非常に危険なのです。
シックスセンス管理人