浪費家DNA
先日、カードの引き落とし額がエグいと言う記事を書きました。
そのあと、家計簿アプリを入れて毎月の使用目標額を収入に入力し、カード決済した時だけアプリの支出項目に打ち込んでます。現金決済は別。意味ないと思われそうですが、現金決済はほとんどありません。たまーに現金決済の個人のお店や塾・習い事の手渡し月謝くらい。
ちなみにインストールしたアプリはこちら。使いやすくておすすめです。結局、継続できないと意味がないので必要最小限の機能で分かりやすくシンプルな作りのアプリがいいんです。
で、私はこんなにせっせと心入れ替え節約に励んでいるのに、うちの不出来なドラ娘がおかしな金銭感覚を見せつけてくる。事の発端は校外学習。校外学習という名目で、隣県へ行き、見聞を広めることが目的のプチ気分転換。いくつかの班に分かれてそれぞれ班毎にプランを練って、校外学習のコースを決める仕組み。
往復の交通費2000円。弁当は持って行かないので、お昼ご飯代。終わったら友達と夜ご飯を食べて帰ると言う。そのくらいは仕方ないと思い全部込みで7500円渡しました。お昼ご飯と夜ご飯で5500円ですよ？水筒は持たせます。途中喉が渇いてお茶を買ったとしても十分な額じゃないですか？
なのに、途端不機嫌に！いや待てふざけなさんな、あなたはお金を稼いでるの？それだけのお金を稼ぐのがどれだけ大変かわかってるの？何様かしら？と詰め寄っても、みんな最低1万円は持っていくと仰る。よそはよそ。それ以上必要と思うのなら、自分の貯めてるお金から持って行きなさいと突き放しました。（我が家はお互いの主張を述べる時、口論の際は基本標準語を使用。冷静さを保つため。）
結局、自分の手持ちから5000円追加して12500円持って行くことに。これ、普通ですか？高校2年生ですよ？たしかに、小学校や中学から内部の同級生はみんな裕福な家庭の子達です。そのくらい普通なのかもしれないけど、感謝の気持ちがベースじゃないの？何当たり前に要求してんだろ。本当、今回は私も折れる事が出来なくて突っぱねてやりました。普段、友達と遊びに行く時は、旦那が小遣いを渡してるんです。聞いてみたら15000円以上、多い時は20000円渡してるらしい
余ったら返すシステムらしく、いつも綺麗に使い切ってくるそう。おかしいやろ、しかも使い切るって。
しかしね、後で冷静になって考えてみると、これは、、間違いなく、うちの家系の血が受け継がれているとしか思えない。育てられたように育てる。要は私の育て方の結果なんですよ、情けないかな。そのことに気づくと、父や母は我儘放題だった女子高生の私にも寛容に、時に厳しく、本当に上手く接してくれたもんだなと、、。そんな私は、社会人になり自分でお金を稼ぐようになった4月に洗礼を受けました。世の中の厳しさ、お金を稼ぐ事の大変さを痛感する出来事が起こったのです。そこで自力で気づけたのは大きな糧でした。
洗礼って何？って話ですが、4月、初任給が出る3日前に財布の中はたった50円になってました。どのくらいのペースでお金を使えば、自分で稼げるだけの金額に収められるか、全く考えてなくて、大学生の時と同じノリで浪費した結果です。
そんな状況でも私としては、財布の中の50円が新鮮過ぎて、会社の上司や先輩に「財布の中の50円ですよ！（笑）」ってネタにしたら本気で心配されて、3000円くらい貸そうか？とか、無理矢理お金を手渡されたりしました（笑）
そこからは、ちょっと考えてお金を使うようになりました。いや、先日のカードの金額を公開しといて、どの口？って話ですが。うん。だから何が言いたいかと言うと、娘の金銭感覚のことは少しずつ矯正していきながらも、、きっとどこかで彼女も洗礼を受け、自分の金銭感覚の危うさについて学ぶ機会を得るのだと思う。
浪費家のDNA恐るべし！！ここで断ち切らなくては、と真剣に思っています。
※ち、な、み、に！帰ってきた娘にいくら使ったか聞いたら、「7500円」だって！自分のお金には手をつけない範囲で全部使い切ってきた。最初から7500円でいけたってことだよね