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【IMAX】2023/11/3 ユナイテッド・シネマ テラスモール松戸 9スクリーン F-15
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【マイナスカラー 4DX】2024/1/12 池袋グランドシネマサンシャイン シアター4 f-7
- 【4DX Screen】2024/2/8 池袋グランドシネマサンシャイン シアター4 j-8
まだ細々とはいえ、映画『ゴジラ-1.0』の国内上映は継続中だが、
7〜8年前の『シン・ゴジラ』(2016)の国内興収82.5億にはおよそ達せそうもなく、
一方でまったく『シン・ゴジラ』がふるわなかった海外/世界興収は〈マイナスワン〉が圧勝!
2024/02/12
この件については、「それまくる話」になっちゃうので、
近々別記事で展開するとして、
今回は『-1.0』と山崎貴監督に話の的を絞ります。
〈マイナスワン〉でまだ未見の唯一の上映形式、
【4DX Screen】版を
最終上映日にギリギリ駆け込み鑑賞。
劇場自体は、モノクロ版4DX版と同じシアター4
座席の揺れは、 当然同じ4DX式で、
映像は左右横2面が足された、
【SCREEN X】と同様。
2017/06/28
正面のスクリーンへの映像投影は通常版と同じく、座席最後方のさらに後の壁からになるが、
左壁に映る映像は、右壁上辺に設置された数台が横並びの液晶プロジェクターから、
右壁に映る映像は、左壁上辺に設置された数台が横並びの液晶プロジェクターから投影されている。
前回、〈マイナスワン〉の【SCREEN X】版を鑑賞したユナイテッド・シネマ アクアシティお台場では、
両壁設置のプロジェクターから左右壁に映像が投影の際には、
プロジェクターからの光が強烈にビカビカ放たれるため、
「はい、今は左右にも追加映像が出てますよ」の合図にもなっていた。
それに対し、グランドシネマサンシャインの両壁のプロジェクターは、
個々のユニットが大型でギラ光りが控えめだった。
SCREEN X/4DX Screenともに、左右の追加映像は基本的に本編撮影時に、メインカメラの両脇に左右映像用のカメラを組み合わせて同時に撮らねばならない。
もちろん、例えば復員船の甲板に、救われた兵士がひしめき合っている場面は、
わずか1カットのために実物の復員船を建設などするわけがないので、
部分セットの周囲にCG映像が足されてるはずだが、
この場面の【SCREEN X】【4DX Screen】版では、左右の拡張映像にも海の映像が広がっていて、
これらは実際に撮影されたのではなく、メイン画面の本編映像を延長したCG映像に違いない。
だが大半は左右の拡張映像も本編と同時撮影なので、
大戸島の情景は実際の海岸でロケ撮影されたし、
木造の機雷掃海艇〈新生丸〉の場面は、
2024/01/12
2023/12/01
ただし、〈マイナスワン〉は最終映像が全編デジタル生成なので、
↓昔のスタンダード比率のテレビ画面番組(画面のA部分)を現代のワイド画面で放送する時、
↑余白の両端(B部分)にボケ処理した本編映像を付け足すのと同様の処理がされている場面も数カット確認。
また敷島浩一(神木隆之介)が局地戦闘機〈震電〉でゴジラにしかける飛行シーンは全て、
実機を飛ばしたわけではなく全てCG生成なため、
コクピット内部のセットを除き、飛行場面の大半はCGだから、
左右両壁の拡張映像も当然、実写映像ではないはず。
劇中後半には、やはりスタジオ/セット撮影をCG拡張した海神(わだつみ)作戦の両壁延長映像も当然CGでしかあり得ず、
どちらも復員船のカット同様、両壁映像も破綻なく正面本編映像と馴染んでいて感心した。
というところまで、
つまり【SCREEN X】【4DX Screen】版『ゴジラ-1.0』〈ゴジラマイナスワン〉の解説で今回はおしまい。
続きをお楽しみに!