立派な立派な高層マンションの、大きな角部屋。
白い壁に白いふかふかのカーペット。
バーカウンターに大きなベランダ。
大きいといえばバスタブも巨大だ。
うん、見れば見るほど社長さんの好み前回のお部屋だ
日が暮れてくると部屋の中もどんどん暗くなります。
天井照明、運び出しちゃったからなー…
キッチンのライトと玄関とバスルーム…が手持ちの灯りのすべて。
あ、携帯にもライト機能があるか。
ひとつ残してもらった段ボールを逆さまにしてテーブル代わり。
田舎町最後の晩餐は…ちょっとリッチなコンビニ飯。
テレビはないので静かな夜です。
PCで音楽でも鳴らしましょうか。
適当に選局して…最初に流れた曲にびっくり
ちょっとーー、ナニこの図星ついてくる歌詞は?
ん…?
アレ…?
なんかちょっと引っかかるけど…まぁいいか。
ちょっと気にはなるけどとりあえず流しとくか。
そういうコト、よくあると思います。
(少なくとも私はよくよくあります…し、よくありました)
だってさ、別に確信があるわけでもないし。
証拠なんてもちろんないし。
もし違ってたら気まずいし。
ムダに機嫌損ねちゃってもヤダし。
別に今聞かなくてもいい気がするし。
何よりココで突っ込むってダメオンナがやるコトっぽいし。
余裕のあるイイオンナっぽく振る舞っといた方がよさそうだし。
そういう路線で来ていましたが。
でも、だいたいそういうときって…「ビンゴ」なんですよねぇ。
「だからあの時そう思ったんだよ~!」みたいな、ね
発覚してから突っ込んだところで、もう「今更」なわけです。
今度こそ、間が悪いのです。
お人形さんが欲しいのかって思ったこの時も
来る素振りしつつ来る気はなかったこの時も
奥様への対応だけがスペシャルで違和感を感じたこの時も
容赦なく突っ込むべきでしたねー。
社長さんにだけでなく、誰よりも自分自身に。
間に合わせの納得は何よりタチが悪い。
このことを学ぶためにあんな思いをしてきた…とは思いたくないけど。
コレも間違いなくレッスンのひとつだったのでしょう。
ソレが分かっただけでもひとつレベルアップ…ということにしておきましょ。
にしても中島みゆき、すごすぎる。
もしよろしければ… あなたのパワーを私にも
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ありがとぅ