アメンバー記事(サンプル)☆1~5問題
今回は、アメンバー記事で書く分ですが、
だいたいの内容をお伝えするため、
今日は、全員に公開いたします*^_^*)ノノ☆
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いづれの御時にか、女御、更衣あまたさぶらひたまひけるなかに、
いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふありけり。
はじめより我はと思ひ上がりたまへる御方がた、めざましきものに
おとしめ 嫉みたまふ。同じほど、それより下臈の更衣たちは、まし
て安からず。朝夕の宮仕へにつけても、人の心をのみ動かし、
恨みを負ふ積もりにやありけむ、いと篤しくなりゆき、もの心細げ
に里がちなるを、いよいよあかずあはれなるものに思ほして、
人のそしりをもえ憚らせたまはず、世のためしにもなりぬべき
御もてなしなり。
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『源氏物語』に代表される古典文学の多くは、こんなふうに、
現代文とは全く異なり、かなり読みにくいですよねー∑(゚Д゚)
え、何が読みにくいかって?
上の古文を読んでみてください!
1~5までの復習になるので、内容を理解してたら入っていけます。
でも入試問題で見る、全く初めての古文でこんなだったとしたら…。
(((( ;°Д°))))
いちばん、難しく感じるのは…
主語の省略((( ロ)~゚ ゚
前半部分は、物語の状況説明なので、1つひとつ丁寧に理解でき
れば、おのずと入っていけるでしょう。でも、後半の「朝夕の宮仕へ」
からは、1節1節どんどん主語が変わっていきますΣ(・ω・;
これ…、古文の文体の特徴です。。。
作者(紫式部)は、自分目線で、登場人物にどんどん感情移入し
ているのです。あなたはそれについていかなくてはなりません(゚Ω゚;)
昔の読者は、今と違ってそんなにスピーディではありませんでした。
1つひとつの言葉を、じっくりかみしめながら、味わって読むのです。
だから、1節ごとに登場人物に感情移入していけたのです(ノ゚ο゚)ノ
大学受験では、そんなにゆっくりと読むことはできませんよね(;´Д`)
では、どうすれば良いか。。。
重要古語 および 古典文法
つまり、重要と言われる古語、敬語などの古典文法をきちんと理解し、
その状況も含めて、誰のことだか判断できるようにする((((((ノ゚⊿゚)ノ
うーん、ムズかしい…(-"-;A
これは、体得してみないと分かりません。
このブログを通じて、その法則が少しでも理解できれば、
古文の成績が、ぐんぐん上がるはず('-'*)(,_,*)('-'*)(,_,*)
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大学入試で問われるのは、たとえば上の古文の下線を引いた箇所♪
1.「やむごとなき」とは、どういうことですか?
2.「めざましき」とは、どういうことですか?
■ 重要古語の意味だけではなく、
■ 誰のどういう状況下でのことか を、きかれます!
あなたがもし、「やむごとなし」「めざまし」の意味をそれぞれ5つずつ
暗記していたとしても、どれを当てはめていいのか…(;゚;∀;゚;)
…ハズレの確率は、高いです…
【やむごとなし】とは、「止む事無し」が語義です。
・基本は、「そのままにしておかれない」という意味。
・プラスの意で、「尊い、高貴だ、最高だ」という意味。
・マイナスの意で、「のっぴきならない、よんどころない」という意味。
さて。基本の意味を理解したところで、文脈をみてみましょう!
それが、直後の「際(きは)=身分」という語につながり、さらに、
「ときめき(ときめく)=寵愛を受ける」という古語につながっていく。
さあ!ここまで考えた上で、「やむごとなし」の意味を考えて下さい♪
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【めざまし】とは、その言葉どおり、「目が覚めるような」状態です。
・プラスの意で、「目が覚めるほどすばらしい、驚くほどすばらしい」。
・マイナスの意で、「心外だ 気に入らない」などとなります。。。
さて。基本の意味を理解したところで、文脈をみてみましょう!
直前に、「はじめより我はと思ひ上がりたまへる御方がた、」とあります。
「人物、(人物名+読点)」は、主語になります。
ここでは他の妃たちが「めざまし(驚くほど~)」と思ったのです。
さて、どう思ったのでしょう??
直後に、「おとしめ嫉み」とつながっていくので、プラスの意味でない
のは確かでしょうね。こんなふうに、直前や直後の状況をきちんと判断
材料に入れて、1節1節の状況を理解していく!初めは時間がかかりま
すが、じっくり練習を積み、慣れていくしかありませんOo。。( ̄¬ ̄*)
「うーん…考えることが多くて、大変だぁ~(><;)」
そう思ったあなた! たしかに骨が折れる作業ですよね^^;
でも、このような練習を繰り返すことにより、
おのずと国語力が身についてくるのですヽ(゚◇゚ )ノ♪
受験生が誰もやらない、源氏物語の暗記に頼らない解釈…
あなたもラクして、うわべの成績UPだけをめざしますか?
誰もやらないからこそ、平均以上になれるはず!
古文だけではなく、物事を総合的に理解しようとする態度が
身につき、他の教科や人間力も、大幅にUPすることでしょう
━━━(゚∀゚)━━━!!!
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さあ♪ためしにチャレンジしてみてください!!
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3.「人の心をのみ動かし」とは誰の心をどのように動かしたのか?
4.「恨みを積もりにやありけむ」を一語一語に注意して訳出しなさい。
5.「あかずあはれなるものに思ほして」とは誰のどういう思いか?
6.「え憚らせたまはず」を、主語を明確にして、口語訳しなさい。
7.「世のためしにもなりぬべき御もてなし」を、助動詞に注意して口語訳しなさい。
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こんなふうな問題が、大学入試によく出てきます。
ブログ記事(1)~(5)で確認すれば、自力で解答できるはず(o^-')b
もし不安な方は、メッセージに解答を書いて送って下さい♪
時間の許すかぎり、解答解説書いてお返事させていただきます。
(*^ー^)ノ
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