一周回っても好きな人 | 茜の話

茜の話

恋愛に性別は関係ありそう。

こんばんは、茜です。

 

時々、昔好きだった人に会いたいなと思うことがある。

 

それはこのブログを書くきっかけとなった学校の先生。

数年前までは年に一度くらい会っていたのだけど、今は会ってない。

コロナの影響も大きいけど、それプラス、今の自分に全く自信がないからだ。

 

多分、私だって自分を好いてくれている人(恋愛感情でなく)が会いたいと言ってくれたら嬉しい。

そして自信がないから誘えないと言われたら、自信なんて必要?って言うと思う。

 

きっと先生もそう言うはず。

自分の教え子が、何十年経っても会って話したいと連絡をくれるのは嬉しいことでしょう。

実際そういうふうに言っていた記憶がある。

 

 

自信がないのは、仕事も趣味も何も報告することがない、目標も夢も言えない状態だからだ。

以前までは何かしら言えたのに、今は何にも言えない。

むしろこの歳で何もなさすぎて、恥ずかしい。

 

何にもなくてもこれさえあれば全然オッケーっていう話題が、結婚でしょうけど。

それはないので。

 

あとはそれなりに現実的で前向きな夢のようなものがあれば。

 

私の夢は、パートナーと一緒に犬と暮らすことだ。

なんて言えないでしょ。

 

 

自信がない。

人生で一番何にもない、空っぽな気さえする。

明確に乗り越えるべき壁があって、それを頑張って乗り越えてる最中ってこともない。

ただ目の前に穏やかではない上り坂があって、それをだらだら上っている感じ。

 

こんな私に、先生はなんて思うかな。

なんて言ってくれるんだろう。

 

 

逆に、先生は今人生でどんなところにいるんだろう。

いつも私から誘っているけど、今自信がないから会えないとかいうタイミングあるのかな。

先生だから、いつでも元気でいなきゃ、みたいなことを考えたり。

 

…いや、そういうのはなさそうな人だったな。

私が大人になってからの先生との会話と、私が生徒であった時の会話は全然種類が違う。

先生はいつも正直だった。

いつもポジティブで、私の言葉をじっくり聞いてくれた。

 

いつまでも尊敬できる人。

そういう人がいて、私の人生はよかったのかもしれない。

 

全然先生みたいになれない。

10代半ばで憧れ、恋焦がれたあの人に、近づけない。

 

昔はその視界に入りたくて、少しでも意識してもらいたくて必死だったのに。

まぁ恥ずかしいっていう意味では昔の方がものすごーく恥ずかしくて、顔真っ赤で頭真っ白だったわけだけど。

恥ずかしいの意味が今と昔では全然違う。

 

女々しい私。

いつになったら会うことができるんだろう。

 

その日を夢見る。

私の夢になる。

 

私の意識ひとつで叶えられる夢、だけど、とても難しい夢。

 

 

明日はもう少し成長した自分でありたい。

きっといつか変われるよね。

少しだけやる気が出た珍しい夜です。

 

それではまた、ごきげんよう。