久しぶりの更新です。
つまらない出来事を聞いてください。
最近、自販機に投入すると、毎回戻ってくる十円玉がありました。
気になって、良く観察したら、製造年が昭和二十九年でした。
私の、生まれた年です。
さらに、観察したら、長い間流通してしていたせいか、私と同様に疲れている感じに見えました。
長い年月で、少しづつ身が磨耗して、目減りしていったのでしょうね。
そして、自販機にはコイン(お金)として、認識されなくなってしまったのでしょう。
まるで、わが身を映し出しているようで、寂しい気分です。
だから、その十円玉を「まだお前は、通貨として通用するのだと」念じながら、店での支払いに混ぜて、再度流通の世界へ送出しました。
疲れてた老サラリーマンのくだらない心象です。